ウルリヒトゥレタス

皐月川納涼床

[2022] 4月に書く、2月の生存報告

 彼方からの手紙のことを思い出しました。小学校の頃、おそらく近くの駅の周年企画でタイムカプセルを作ったのです。中に入れた手紙には最近の流行りとかそんなつまらないものくらいしか書いた覚えがありませんが、開ける時にはできるだけ立ち会うつもりでいます。

 開封が予定されているのは我々が30歳になる年です。その時になって、どのようにして連絡が来るのかはわかりません。そもそも来るのかもわかりません。覚えている私はきっと少数派でしょうし、どうなるのでしょうか。

 小学校時代はずっとずっと昔のことですが、30歳というのは今から見てもずっと先⋯のように見えて案外近いのでしょう。おそらく、タイムカプセルに手紙を入れた当時から数えてちょうど折り返しくらいのところに今いる気がします。1年か2年過ぎましたが、20年後に開けるものとして封印したような記憶があります。

 さて、今から2年前、つまりはタイムカプセルを封印してからおよそ10年、カプセルの中身が再び日の目を見るまでもおよそ10年だと思われる年のことですが、その年に何があったでしょうか。過去の記事を読んで頂けているのなら、もうおわかりですね。

 そう、成人式です。日和見主義の我が区がオンライン形式でお茶を濁した、あの成人式もどきです。成人の日に綴った悲しみをアップしたものですが、あの呪いは今もなお消えてはいないのです。

 また1月11日の亡霊になってしまいました。もう小学校の頃の者たちに会うことはないのでしょうか。連絡先を特定できた者を酒に誘おうとしても、断られたらどうしようとつい思ってしまいます。ただでさえ今は酒が遅くまで飲めませんし、もし勧誘と思われたらどうしようもなく傷ついてしまいます。

 とはいえ、何年も連絡のなかった古くの友人から唐突に誘いがあれば、警戒するのも当然です。私にそのような目的がないのは言うまでもないことですが、もし警戒しながらも会ってくれる者があれば、おもむろに「実はこういう話があるんだけど」とか切り出してみて、その反応を眺めるのも面白いかもしれません。2月ならある程度は暇なはずですからね。

 

 

 

<学校>

 女と合法的にペアが組めることでおなじみ、試験監督アシスタントアルバイトの時期がやってきました。もちろん、今年もすべてのシフトに希望を出しました。

 結果、受かったのは3つ。去年は1日に1万円ちょうどだった気がしますが、今年はほんの少しだけ増えたようです。正直、学校側が学生に利益となることをするとは意外でした。減らすくらいしていても不思議ではないと思っていました。

 去年と同じように説明を受けます。ただ、去年と違って今年は知り合いがいました。タンメンとディスコです。ディスコとは最初に話しただけでしたが、タンメンとはお茶を飲みました。

 お茶を飲んだのは近くのスタバでした。タンメンはカスタムの方法がわからないとして、モバイルオーダーを試みました。そっちの方が抵抗ありそうなものですが、無事オーダーには成功し、まもなくドリンクを受け取ることができました。

 ところが、なにやら不穏な点があるようです。ドリンクの横に貼ってあるシールには、モバイルオーダーで使用するニックネームが印刷されているのですが、それが「ブラジル」だったのです。肌が浅黒めの彼に、緊張が走ります。

 以前、私の母親が使った際の名前は「コスタリカ」でした。おそらく未設定の場合はランダムな国名*1がニックネームになるのではないかということを説明し、落ち着かせました。そうそう、年末の旅行にいなかったのは、やはり彼女との予定を優先していたからだったようです。

 初日の相棒は、同学年の女でした。グミをわけてくれるあたり、好感が持てます。自分から人にコンタクトするのが苦手な分、積極的に関係してくる人は高評価なのです。

 担当は広めの教室で、他にもうひとつペアが配置されていました。悲しいことに、私の相棒の女はそっちのペアにいた女と意気投合し、恒例の待機時間にもずっとその女と話していました。残されたのは私とあちらのペアの男だけです。あれ、これ去年と同じですね。歴史は繰り返されます。

 もちろんそこで話が弾むはずもなく、帰宅時間になると女たちは帰っていきました。準備日は一緒に帰ってくれたのですが。タンメンやディスコもおらず、私はひとり帰りました。

 2日目は狭い教室が担当で、我々のペアだけでした。相棒の女はこれまでになく消極的な者で、準備日よ業務が終わるや否や姿を消し、当日もATフィールドを展開して私とは違う場所に陣取りました。あれ、これも去年と同じですね。やっぱり歴史は繰り返されます。

 その代わりに一緒に過ごしたのが、タンメンとそのペアの女でした。女は我々とキャンパスが同じで、話も合います。ソロ耐久かと思いましたが、楽しい時間を過ごしました。後になって知りましたが、ニーアシリーズを知っているとのことで、いいセンスです。

 帰りにはふたりともをHUBに誘いましたが、用があるとのことで叶いませんでした。惜しいことです。結局、他の友人を呼んで飲みました。HUBは高校の頃の友人に教えられたのですが、とてもいいところですね。

 そういえば、準備日には割り当ての号館ごとに一旦集まるのですが、そこでの職員の話にずっとずっと昔の給料が出てきました。正確な額は忘れましたが、それは去年のものより高い金額でした。やっぱり大学は信用に値しません。

 3日目はまたもや大きな会場です。ペアは1年生の女で、2日目とは違って友好的です。割り当てられた教室に向かいがてら互いのことを話していたのですが、そこで突然「俺のこと覚えてる?」と声をかけられました。

 いえ、突然というのは違うかもしれません。その数分前の全体説明を受けていた時、去年知り合った男*2から連絡が来ていたのです。面倒だったので解散後に気づいた風を装って返事するつもりで未読無視していましたが。人間のすることではありませんね。ところで突然人の道を説くあの猫は何者なのでしょうか。

 そういうつもりでいたところに、突然話しかけられたのです。私は人に話しかけるのがとても苦手で、ましてやターゲットが他の誰かと話しているところに割り込むのはもっと苦手です(私含め3人でいる時によくこうなります)。そこに凸してくるのは私からすればちょっと信じ難いのは事実です。

 担当教室も違うのでその場は別れましたが、彼は去り際に「じゃあ終わったら校門で」と言い残すのを忘れませんでした。準備自体はすぐに終わったものの、そのことを横で聞いていた女は帰ってしまいました。結局、その日は男と一緒に帰りました。

 試験前夜、彼からまた連絡が届きました。明日の朝も最寄りから一緒に行こうというのです。もう面倒になって了承したところ、なんと6時だか7時を提示されました。ちなみに、集合時間は9時です。

 移動時間を考慮しても、あまりにも早い時間です。早起きが苦手な私なので尚のことです。私が8時以降到着を宣言すると、配信サービスで映画を観て待ってると返されました。家に居場所がないんですか?

 当日の朝、合流して出勤します。これまでの監督者*3は結構ゆるめで、我々に対して干渉することはあまりありませんでした。最低限の指示を出し、我々がそれに従うだけです。ところが、この日の監督者は諸々の指図を繰り出し、試験中の見回りも決まった時刻に決まった者が行うよう求めてきました。

 去年含めこれまでの者たちは、そもそもアシスタントによる見回りについては触れないか自由なタイミングで行うよう告げるくらいでした。それが突然きっちりと指定されたのです。また、私の意識が飛びかけていたのをめざとく捉え、「次揺れてたら給料を支払わないように本部へ伝える」と脅しました。

 これについては、居眠りや読書、私語をしないようにとマニュアルにも記載されています。理由としては受験生からの苦情が挙げられていました*4が、全体説明会で文科省の名が出てきたような気がするのです。文科省がくだらない指導をしているというのはいかにもありそうですね。巨悪の背中が見えてきたのかもしれません。

 その後は何事もなく終わりましたが、待機場所である食堂に着くと待ってましたとばかりに男が現れ、私を捕まえました。私はもうすっかり諦めています。女は私の隣の席にはいるものの、こちらに関わってくることはなさそうです。私に興味がないのか、それとも遠慮してくれているのか、どっちでしょうか。ここは後者ってことにしておきませんか。

 男とは大学の話、クソ授業の話とサークルの話をしていました。クソ授業の話では、彼が受けているという必修授業のことを聞きました。なんでも、教授が「数学ができるのは選ばれし者」という極端な選民思想の持ち主だというのです。極めつけは期末テストで、そもそもが難しい上に量も多く、いくら解くのが速くても4つある大問の3問目までしか辿り着けないそうです。

 点数が設定されているのに解けないのですから、開幕で最大HP減少デバフ*5*6*7*8を喰らうようなものです。理系でなくてよかったと思います。

 サークルの話(どのサークルかは忘れました)では、彼についてのことを聞きました。中でも印象的だったのは、「俺は相手が先輩みたいに目上であったとしても、間違ってると思ったらはっきり非難する。俺は言葉が上手いしいつも正しいことを言うから、相手は何も言い返せない」という話でした。その場は流しましたけど、やっぱり面白いですね。

 その間、女はドラマを観たり勉強したり絵を描いたりしていました。ところが、男はそのたびに「何の勉強してるんだろ」、「何の絵描いてるんだろ」、「ちょっと聞いてみてよ」と私に言ってくるのです。しかも、声を潜めるでもないので、女に聞こえていても不思議ではありません。不思議なのは相手に聞こえるかもしれない状態でそんなことを平然と話す彼です。

 やっと退勤時間です。もうとっくに諦めている私は、「今回はありがとう、お疲れ様」とだけ告げて席を立ちました。友好的ではありたかったのですが、この数時間隣にいるのにひとことも話さなかった後であることと、話し込もうとしても傍らの男はお構いなく私を連れて帰るであろうことが考慮されました。せめてそっけなくはならないよう心がけたつもりです。

 その一方で、男はペアでもないのに「お疲れ、じゃあね!」と馴れ馴れしい様子です。私はごめんなさいの気持ちでいっぱいになっています。もう私にできるのは可及的速やかにここを立ち去り、男を引き離すことだけです。

 校門前まで来ると、委員会の知り合いに遭遇しました。実は3日目の準備日にも会っていた先輩と、さらに同期がいました。会ってまだ日が浅い時代、タンメンに飛びかかって足の爪を破壊したことがあるので破壊神と呼称しています。

 お疲れ様を言い合っていたところ、男が半ば無理に割り込み、私を帰り道に連れて行きました。もしふたりで歩いていたら相手の知り合い(こちらは知らない)に遭遇したとして、人はどうすべきでしょうか。私なら即座にステルス迷彩を起動して、邪魔にならないように(あと間違ってもこちらが気遣われないように)おとなしくしているでしょう。

 これは極端だとしても、話の流れをぶった切って連れ去るというのはちょっと過激だと思います。メンヘラ彼女なんですか?

 せっかくだから夕食にお供したかったな、でもそういえばこの後飲みに行くんだったなとか思っていると、私が浪人したと知っている彼はさっきの先輩が同い年か聞いてきました。肯定したところ、「馴れ馴れしすぎる、こっちをなめてる」などと言うのです。

 私は、私に向けられる場合であれば敬語に対してのこだわりを持ちません。ある程度親しければタメでもまったく気にしません。むしろ距離が近い気がして嬉しいくらいです。崩れた敬語も好きです。

 こちらから使う分には基本的に敬語を使いますが、許可があればその限りではありません。何人かの同い年から許可を貰ったこともあります。考えてから発さねばなりませんし、面倒なのは否定しません。アッシュみたいなのは好きですけど。

 ですから、同い年の上級生が上級生として接してくるのはまったく問題ないですし、特に同い年として接するつもりもないのですが、男はそれがなぜか気に入らないようでした。後輩からタメで話されたとしても気にしないことを伝えると、「それは生意気、許せない」とのことです。君から私へはいいんですか?

 解散後、約束していた者と飲んでいてこの話をすると、「イキリ大学生じゃん」と言われました。おかげで、しっくり来る表現が見つかりました。

 ちなみにこの際、私が「なまもの*9に会うとは思わなかった」と発言したところ、違うなまもの*10だと勘違いされました。偶然というものは恐ろしいですね。

 

 

 

<アルバイト>

 できることをどうにか見つけ出してやるしかない日々が続きます。これ、もう自分の部屋より掃除した時間が長いのではないでしょうか。なお、積極的な呼び込みは「できること」ではなく「向いていないこと」ですのでしていません。

 見落とされてきたところ、すぐに埃が溜まるところ、汚れていてもきっと誰も気にしないところなど、店のあらゆるところを掃除して暇を潰しています。こんなことになっている私が問題なのか、それとも暇を潰さなければならないくらい客の来ない店が問題なのか、判断がつきかねるところです。

 新しいこともほとんど起こりません。ひとつ新商品が出たので、サンプルをスタッフ間で回すことになりました。実際に家で使ってみて、その実体験を客に話せるようになるためです。2月の終盤になって私に回ってきましたが、それまで触れた者たちからは不評なので心配です。

 そういえば、異常者も来なくなりました。私の知らないところで来ているだけかもしれませんけど。いずれにせよ、もう会いたくないものです。

 他の店員が病気になってしまったためいつもより多く入ることになった1月でしたが、この傾向は2月になっても続いていました。まぁ、1月よりは授業や課題がない分ちょっとはましなのですが、どうせなら遊び惚けたいのが私です。問題は金がないことなので、結局は働かざるを得ないんですけどね。

 問題は来年度です。まだ詳細は不明ですが、「ゼミ」や「インターンシップ」なるおどろおどろしいものたちが生活へと入り込んでくるようです。バイト自体は何かしら続けるべきなのでしょうけど、この長い通勤時間はネックとなりそうです。次が無事に見つかるといいのですが。

 

 

 

<PS4>
 きっとこういうことはこれからいくらでも起こるのでしょうけど、私がレジェンズを始めたのはちょうど1年くらい前のことで、アニバーサリーコレクションイベントをやっていたそうです。そして、そこにはミラージュのスキン「レッドカーペット」とジブラルタルのスキン「ゴールデンゴッド」がありました。

 当時はミラージュを使っていませんでしたし、そもそも敵部隊よりも頻発する本体のフリーズと戦うのに忙しく、スキンがどうだの言ってられる状況ではありませんでした。ですが、この1年で他のプレイヤーが使うのを見て欲しくなっていたのです。しかも、以前は半額のクラフトメタルで作成できたとのこと。

 さらに、コンプリート報酬はスーパーレジェンドシャードでした。実質トゥーマッチウィット引換券です。買わなかったのがとても悔やまれています。

 テイワットの祭りももう3回目ですが、海灯祭の再来です。機関奇譚の初登場がもう1年前とは、早いものですね。去年は高HPと高速を誇る遺跡ハンターや面倒な元素シールドに苦労した一方、ステータスを問わない*11ため育てていなかったジンを使うきっかけとなったり、タワーディフェンスなのにいちいち再設置する必要のある地雷でクリアを目指したりと、とても楽しみました。

 タワーディフェンスといえば、アークナイツをプレイしている妹が自陣近くではなく敵陣近くで戦線を展開していました。周回に時間をかけたくないので、敵が自分のところまで歩いてくる時間がもったいないのだそうです。本人はタワーオフェンスとか言ってましたが、タワーから殴りに行ってどうするんですか。

 ちなみに、私は配置転換が必要なタイプよりは建てたタワーをどんどん強化していくタイプの方が好きです。敵が強く多くなっていくのに対抗して盤石の守りを創り上げる方が楽しくないですか?

 群玉閣もやっと再建されました。どうせ後で来られると思って初回訪問時はろくに観て回らなかったので、ようやく中のプールで遊べます。PVで凝光さんが「何かあったらまた群玉閣落とせばいいか」みたいなこと言ってたのが面白かったです。もしかして、機関奇譚の地雷縛りも好きなんでしょうか。

 以前も書いたことでしょうが、オレンジの灯りが好きなので、海灯祭の雰囲気はとても好みです。なので、風船ランプ(名前忘れました)を作れないことは残念でなりません。いっそのこと恒常にしませんか?イベントが終わっても持ち越して使えるのは結構ですが、補給手段がないものはもったいなくて使えないのです。

 七星ふたりにスキンが実装されたので、海灯祭で写真を撮っていました。ということで、久しぶりの原神写真部です。

 そうそう、鍾離も引けましたよ。これでパーティは一応完成です。

 フリーランサーモードの実装は春と予告されていました。今はまだ寒いので、きっと冬ですね。きっとよくて夏直前、悪くて延期なのでしょうけど、いずれにせよ早いとこ実装してほしいものです。

 今回は、モロッコマラケシュに向かいます。現地ではスウェーデン大使の悪逆が明るみに出たため大使館が怒れる群衆に包囲されており、そこに軍がクーデターを敢行するというしっちゃかめっちゃかな様相を呈しています。活気に溢れる迷路のような市街地と、軍が拠点としている廃校、そしてスウェーデン大使館からステージは構成されています。

 まずは市街地から探索開始です。パリもサピエンツァもどちらかといえば高級な場所だったのでしょうが、今回のマラケシュは庶民の暮らす街です。人の数も違いますね。

 そこら中に店が軒を連ねています。建物に切り取られた空をカラフルな布が覆う道や、いかにも発展途上国という感じがする電子端末の路上販売、ちょっと衛生面が不安なエスカルゴスープの屋台と、実に多彩です。

 中でも特に気に入ったのは、こちらのランプ屋です。ランプの灯りと漂う煙のコンビが、幻想的な風景を演出しています。薄暗い路地裏の中にあってさらに暗いため、ロマンチックな感じもしますね。

 通りすがりの大道芸人でしょうか。近くでは、負けじと光り輝いている人もいました。ランプのノスタルジックな暖色に対し、こちらは寒色の現代的なかっこよさで勝負のようです。体を張った見事なパフォーマンスでした。

 大きな広場まで来ました。広場といっても、人の密度や店の数はむしろ増えているような気がします。人の波をかきわけて進むのはひと苦労です。

 広場には、ひときわ目立つ建物がありました。門には大きな「cafe」の文字。本場のシーシャカフェというわけです。大衆向けと思われる表のスペースに加え、会員証が必要なゆったりとしたスペースも奥に設けられていました。

 大きな門をくぐると、スウェーデン大使館が見えてきました。大使館を包囲した市民に対し、軍が正門を守っています。

 大使館の中にお邪魔しました。明るいオフィスをスーツ姿の人々や制服の警備員が行き来していますが、内部はかなり散らかっています。私の部屋なんですか?

 散らかっていたのは、書類やデータの破棄作業に追われていたからのようです。そういうのは追い詰められた軍事基地でやるものだと思います。そんな中、説明書にキレながら組み立て椅子と戦う職員もいました。親近感が持てますね。

 デモ隊の声は窓ガラスに遮られて聞こえませんが、彼らの姿はよく見えます。左に写っているのは本日の主役、スウェーデン大使です。こういう立ち方をする人間は反省しないものですね。

 大使館の中には、キャンティーンもありました。こんな軽食だけでいつまで続くとも知れない包囲を耐えなくてはならないのでしょう。大使はまだしも、一般職員にとっては災難です。

 大使館の地下駐車場には秘密通路が隠されており、市街地に通じています。そして、出口のすぐ近くには廃校がありました。廃校の中はすっかり軍事拠点に様変わりしていますが、ところどころに子供たちの学び舎だったことを偲ばせるものが残っていました。

 

 戦争が何も生まないというのは大きな誤りです。とても多くのものを生み出すのが戦争であり、それこそが問題なのです。ちなみに、次回はタイのバンコクを予定しています。暑そうな国が続きますね。

 

 

 

<Steam>

 またもや『NEEDY GIRL OVERDOSE』に動きがありました。待ちわびていた、LINEスタンプとSteamトレーディングカードの実装が決定したのです。

 スタンプは作中に登場したもの以外も出そうな様子です。私としては「躁鬱だけどまかせとけ」の実装を強く望む次第です。もし実装されても、躁鬱で心配されそうかなとか躁鬱を気軽に名乗っていいのかなとか迷ってあまり使わないような気もしますけど。

 トレーディングカードもコレクションするつもりですし、いざとなればジェムを買い込んでパック作りに励むでしょうけど、フレンド内でまともにこの要素に取り組んでいる者がほとんどいません。プロフィールを飾ることに興味はないのでしょうか。

 以前、あるキャラのカードを交換したことがありました。相手はアプリ認証をしていなかったため、その取引に使われたカードは2週間Steamによって留め置かれた後で手元に届く仕組みでした。そのため「2週間拘留される██はかわいいね…」とツイートしたところ、偶然にもあるフォロワーの真名が同じだったらしく、いらぬ衝撃を与えてしまったのでした。

 そうそう、上述の「突然人の道を説くあの猫」は、このゲームのチュートリアルに登場します。あの世界では流行っているキャラなのでしょうか。

 どこからともなく流れてきたあるイラストが好みだったので調べてみたところ、『エターナルリターン』というSteamのゲームに登場するスキンであることが判明しました。さらに調べてみると、近日実装予定らしきスキンもよさげです。

 ゲームシステムは、クラフト要素のあるバトルロイヤルでした。それくらいならまぁいいかとプレイしようとしたのですが、近日実装予定らしきスキンはバトルパス報酬であることが判明し、さらにPC以外ではリリースされていないこともわかりました。

 買ったり買わなかったりする原神やいつの間にか終わっているアズールレーンを抜きにしても、私はすでにふたつのパス*12を抱えている身です。仮にバトルパスを買って走る覚悟を決めたとしても、私のPCでは通常のプレイすら困難でしょう。

 パスを進める頼りがプレイ回数のデイリーミッションくらいになったり、1戦終わるごとにPCを落としてクールタイムを挟まなくてはならなかったり、クラフトメニューを開くのが困難になったりするのに決まってます。PS4版のリリースを待つか、PCを買い換えるしかありません。

 そういえば、最近は昔プレイできていたゲームがプレイできないという例が相次いでいます。本体を再起動しても駄目です。やはり買い換えしかないのでしょうか。

 

 

 

<グラブル>

 しょうもない、理解できない、正気とは思えないと去年は散々な評判だったグラブルのバレンタインキャンペーンがやってきました。ご存知、キャラからのお返しが後日になってリアルで届くやつです。

 今年ももちろん買う気でいます。新キャラがいる以上、去年よりも大規模化は避けられないでしょうが、今は金がありません。これと同じものが3月のホワイトデーにもありますから、今年もまたそちらで買うことになるでしょう。お返しの品物も同じですからね。

 周年が近いということは、武器交換チケットの期限が近いということでもあります。かつて期限を忘れた経験のある私ですから、友人が心配してわざわざ教えてくれました。

 現在の環境からすれば、去年のチケットが配布された時代はもうとっくに過去のものなのでしょうけど、私にはどちらもさして変わりません。なぜ強いのか、本来はどこで手に入るのか、そもそも私の編成には入るのかということもわからずにマジェスタスを交換しました。イベント産武器と間違えないよう、ロックする必要がありそうです。

 以前のチケットでは天秤を交換するつもりでした。もちろん今のチケットでも交換は可能なのですが、今では他の有用な武器もラインナップに加わっている上、以前変え忘れたものを今交換するのもなんだか癪なので、ちまちまアヌビスをしばいています。これまでに2本落ちました。あと半分です。

 

 


<神バハ>
 たくさんとまではいかずとも、これまでにいくつかのソシャゲの終焉を見てきました。ひっそりと消えたもの、最期に華々しく光を放ったもの、転生したものと様々でしたが、神バハはどれにあてはまるのでしょうか。

 確実に終わりは近づいています。クリスマス頃のプロデューサーレターでサ終はしないと明言されましたが、①新規イベントはもうない、②新規カード実装ももうない、③なのでガチャ更新もないという状況で希望を持つのはとても難しいことです。

 公式からお出しされた情報はあまりにも少なく、今後どうなるかは不明でした。とはいえ、植物状態のようになって生き続けるのは間違いなさそうです。このことはなぜか友人たちにも伝わっており、彼らの間には「神バハは植物状態のゲーム」という認識が根付いてしまったようでした。

 このような誤った認識にはきちんと対処しなければなりません。厳しく指導し、「神バハはほぼ*13植物状態のゲーム」に認識を改めるよう呼びかけています。

*1:コーヒー豆の原産地とかでしょうか?

*2:この記事に登場する、知り合ったばかりの女のバレンタインショッピングに同行しようとした男です

*3:試験監督アシスタントは学生ですが、こちらは職員です

*4:どうせ落ちたやつ当たりでしょう

*5:弱体無効貫通

*6:弱体抵抗無視

*7:消去不可

*8:永続

*9:架空の存在だとばかり思っていた現実の存在

*10:現実を題材に腐ること

*11:このモードではプレイヤーが直接ダメージを与えることはできないので、レベル1でも十分に運用可能なのです

*12:レジェンズとFallguys

*13:古戦場のようなクラン対抗イベだけはまだあるので