ウルリヒトゥレタス

皐月川納涼床

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

[2021] 5月に書く、4月の生存報告

「新年」と聞けば門松だの羽子板だのを連想するものですが、このイメージが「新年度」にまでくっついてくるのはどうしてでしょうか。 4月は新しい何かが始まる季節。進学、進級、[後で思いついたら入れること]などめでたいんだかめでたくないんだかわからな…

[2021] 第8次中間報告

委員会内部における理知的で有意義かつ建設的、そして公平な議論の末に志望班への編入は却下され、再面接が決まった。あらすじは以上だ。 私が応募したのは広報局のパンフ班だった。適性第一という私の優先プロトコルに従いつつも、イラレの技術を習得するの…

[2021] 第7次中間報告

「面接といっても形だけだよ」という甘い言葉に誑かされ、大学祭実行委員の面接に行った。面接後、希望を信じていた私だったが、届いたのは定員の都合による再面接の知らせだった。以上が前回長々と書いた内容だ。 文面は丁寧を装っており簡潔だが、その裏に…

[2021] 第6次中間報告

ある日の放課後、授業を終え校門へ向かっていると「大学祭実行委員募集」の看板を掲げた学生がいた。まもなく始まるという説明会への勧誘をしているようだ。 私はチームワークだのアットホームだのは嫌いだが、何かの行事で準備に追われるのは好きだ。これを…

[2021] 第5次中間報告

キャンパスに初めて来たのは去年の健康診断で、その後は後期まで来なかった。当時はどのアルファベットがどの棟を指しているのかわからず、毎回地図を見なくてはならなかったものだ。慣れてきた今では、5回に3回程度見ればいい。 学内にあるのは未知の施設や…

[2021] 第4次中間報告

恋煩いという言葉がある。意味に関しては推測の域を出ないが、相手に恋焦がれる様子を表したものであると考えられる。常に思考のどこかにその相手のことがあって、気になって仕方がない、だけど今隣にはいない。そんなもどかしい状態を指すのだろう。このよ…