[2022] 9月に書く、7月の生存報告

 去年の夏休み、スターバックスはJIMOTOという新作フラペチーノを発表しました。今年こそちんペチ*1はじめ3つを同時展開するものですが、去年は各都道府県で違うフラペチーノを一斉展開するというもので、なのに期間が47日もないのでコンプしようとすると1日に1県などという悠長なことは言っていられないのでした。

 さて、せっかくキャンパスが僻地なのでそこのものも飲もうと思い、当時博物館の授業を受けていた女を誘いました。以前にコードネームを与えたかは忘れたので、以降は生姜と呼称します。生姜のパネルだったかがLINEのアイコンだったのです。

 アルバイトが控えていたとのことで、我々は学校の近くでフラペチーノを飲みながら1時間くらい話し、解散しました。夏休みの終わりが見えてもいない頃なのに、後期の履修予定をほぼ確定させていることに驚いたのを覚えています。

 しかし、2年後期に学芸員資格を取れなくなり、そうなる前から受講していた座学も同じだったので少しは話したものの、3年前期には学芸員課程を取らなくなったので親交が途絶えました。学部も違うので、他の授業でエンカウントすることもありません。

 あるきっかけで7月限定の酒がHUBにあるのとを知り、久しぶりに生姜へコンタクトを取りました。委員会の者どもはイングリッシュパブに気後れして応じてくれないのです。それに、生姜は以前酒に弱くはないと言っていた記憶があります。

 結局、この誘いが下旬だったこともあってか忙しいと断られてしまいました。まぁ、これは仕方のないことです。とはいえ、この後は授業が被ることもないでしょうし縁が途絶えるのは惜しいと思い、後期にどこか飲みに行こうと誘いました。すると数日後(やけに時間がかかりましたね)、彼氏が心配するので異性とふたりはちょっとなぁという旨の返信がありました。

 「心配する」とはじつに面白い表現ですが、それは置いておきましょう。どうぶつの森のおろおろするエモートが目に浮かぶようです。というかそれしか浮かばなくなってしまいました。

 束縛が厳しいのか、神経過敏なだけなのか、それとも生姜の自己判断なのか、それはわかりません。私に俳句や短歌の才能があれば、「去年は一緒に茶を飲んだ女が、今年は酒に来てくれない。時の流れを感じるものだよ」のようなものを詠んでいたことでしょう。

 私が約7年ぶりに知った女は、複数の男と交際して実験をしたり、付き合っていない男と長期間旅行に行くような女でした。小学校の頃は交際などほぼ存在しない概念でしたから、ある意味でのデフォルトはこの女で設定されてしまった疑いがあります。

 その後にこのような例が来ると、もう何もわからなくなってきます。どこまでも無責任なことを言うのなら、知り合いの女には誰であろうとフリーでいて欲しいものです。

 

 

 

<学校>

 今回の期末は特に大事なく終わりました。いくつかは出席できなかったため追試を受けることになったものの、落とした単位はないはずです。後期は、全学部共通単位を多めに取るつもりでいます。

 最も難しかったのは、社会教育について実例を調べ発表する授業のレポートです。これは前回と後期で実質的に繋がっており(外国語科目が形式としては近いでしょう)、全員が1回ずつどこかで発表するというものです。受講者は誰も彼も意識が高そうで、いかにも意識の高そうな団体を紹介しています。

 前期か後期のどちらか片方で発表するということは、前期か後期のどちらか片方で発表しないということです。発表しないシーズンは他の人の発表を聞くだけで終わるようにしてくれればよかったのですが、レポートが期末課題として存在します。内容は発表とあまり変わらず、おそらくはレポートとして仕立てたものと発表原稿や資料として仕立てたもののふたつを同じ内容で作るのでしょう。

 問題はそのレポートとしての内容説明があまりにふんわりしていたことであり、さらに授業を聞き流しがちだったため、私の認識はより一層ふんわりしていました。友人たちへ救援要請を送り、図書館にも行けないホテルでどうにか書き上げました。そのつもりは毛頭なかったので無問題といえばそうですが。

 委員会では、たまに「総会」という行事があります。その総会では、あらゆる局のあらゆる部、あらゆるプロジェクトの担当者が自身の仕事についてプレゼンをします。もちろん我が対外部も例外ではなく、以前はプレゼン資料を作っておいてくれと頼まれたこともありましたが、完成した表紙を見ただけで却下されてしまいました。非常にシンプルでかつ白文字を使っているので暗い部屋にプロジェクターで投影された際の視認性も高いという自信作なのですが、いったいどこが気に入らなかったのでしょう。

 さて、対外部は置いておいて*2、これは普段知る以前に関わる機会のない他部署の活動について知る貴重な機会でもあります。特に総務局は何をやっているのかすらわかりません。

 もっとも、ここで話される内容の7割は対外部と無関係です。残り2割は不本意な関係で、最後の1割のみが真に関係のある内容です。ですから、まともに聞くのも馬鹿らしいというのが実情なのです。

 まぁ、対外部が集めた資金を使って活動しているという点に着目すれば、ほぼすべての企画が関係あるという見方もできるでしょう。内訳とかは知りませんが。しかし、我々が企画内容に影響力を持つ訳でもなく、つまりは「おまえらが稼いだ金をこんなことに使いました」と(ものによっては正直意義がわからない)企画を紹介されるだけの一方通行です。誤解上等で思いっ切り下品に言うのなら、NTRビデオレターが近いでしょう。

 そんな感じの企画の中に、近隣大学とコラボして香水を作るというものがありました。両者をイメージした香水を作るらしく、よくあるキャラモチーフ香水の大学版といったところかもしれません。その大学に知り合いがいるでもなく、どうせ高い香水を戯れに買える余裕もないので興味はありませんでした。

 ところが、委員会の敵としておなじみの学生生活課*3から例によってケチがつき、香水企画は流れたそうです。ここまでなら我々とは一切関係ないはずでしたが、なぜか「近大*4とコラボする」という事実だけが残されました。そして、そのお鉢がこれまたなぜか対外部へ回ってきたのです。

 どうやら、広報的なコラボならいいと学生生活課から言われたらしいのですが、どうしてそこでやめずに話を受けてしまったのかは謎です。我々からしてみれば企画局の尻拭いでしかありません。しかも、時間は少ないし予算は1円も使えず、付け加えるなら校章の使用許可や校内の撮影許可も降りないとのことです。

 友人に誘われるまま相手側との会議に参加したものの、どこかずれているようでした。こちらの思惑が正しく伝わっていないように見受けられます。どうせ相手も同じようなことを思っているのでしょう。私の興味は瞬く間に消え、今では誰の顔も名前も覚えていません。

 案をいくつか並べたくらいで会議は終わり、弊学の者だけで話し合いました。今回はスネークや他の局のオサがいましたが、ここで責任者を決めてゆくゆくは対外部に任せるつもりらしいのです。

 かねてより、私は存在意義の消失を感じていました。対外部は仕事が常にある部署ではないので、特に対外部の仕事がない日に他の部署が忙しそうにしていると申し訳なさで消えたくなります。対外部での食事会を企画したのはそういう役での存在意義を得ようとしたためでもありましたが、バーベキューと花火の件で重大なダメージを負いました。

 季節には、それぞれ限定のアクティビティがあるものです。春であれば花見、秋であれば紅葉狩りといった具合に。そして、夏にはわかりやすく楽しそうでしかも運動能力をあまり必要としないものが複数あります。

 それがバーベキューと花火です。スイカ割りもありですが、せっかくのスイカを割ってしまうのはもったいないことですし、今日では会場の確保も困難です。それに、このふたつは去年も委員会で開催されましたから受け入れられやすい環境下にあります。

 そんな訳で、私はバーベキューの企画を検討していました。7月末には期末試験や課題があり、人によっては最終週の試験週間に授業とは別枠で試験が控えています。その2週間前からは委員会の活動も休止します。遊びの予定を切り出していいタイミングを慎重に見計っていました。

 ところが、他の者がすっと企画を立ててしまったのです。続いて花火も企画されました。広報局全体を対象とした規模の定番企画を失った今、私には何も残されていません。とはいえ参加はしたいので、消えそうになりながらも当日の予定を確保しました。

 計画は進み、当日の役割も決まりました。現地で準備を進める班と買い出しに行く班に分け、さらに買い出し班を品目ごとに4-5名のグループへと分割しました。私はその他班でした。買い出しという大義名分をもって酒を買い込める役です。

 なんだかんだ楽しみにしつつ日は過ぎていきましたが、前日だか前々日になって企画者が「感染者が非常に増えているので決行するか延期するかをアンケートする」と言い出しました。私がこれに気づいた時にはすでに両者が拮抗しており、決行派に入れて*5応援しました。

 アンケートを注視していると、だんだん延期派が優勢になり、そのまま終わってしまいました。最終結果は8対9です。GG。それを反映して、バーベキューは延期となってしまったのでした。

 ところで、これ数字が反対だったらどうなっていたのでしょう。今回は延期派が上回ったため延期になりましたが、もし決行派が上回っていたら、はたして本当に決行されていたのでしょうか。決行すれば自分の体の心配というデリケートな問題を無視すると捉えられるかもしれませんし、延期すれば民主主義の崩壊です。

 どっちにせよ延期していた可能性は否めません。今思うことは、私が企画しておくべきだったということです。そもそもこんな投票をするから悩むことになるんです。私だったら、こんな投票などしなかったでしょう。

 未練たらしい限りですが、表記はあくまで延期でした。次にこの話が全体へ上がる時に、どうにか企画者として成り代われないか考えています。そうなった暁には、何が起ころうと決行する所存です。

 当初は、バーベキューが潰えたなら花火を企画すればいいと考えていました。ですが、バーベキューの話から間を置いた方がいいかなと思っているうちにまたもや他の者が企画してしまったのでした。

 花火の方は順調に進んでいましたが、日程調整が難関でした。アンケートをしてみても、8月の予定はもう動かせないようで、もっとも多くの人の予定が合うのは9月中旬だというのです。これではバーベキューの延期もそれ以降になりそうですね。

 この調査は全学年を対象としたものではあり、もちろん3年生も含まれています。違う生活を送っている以上、そもそも予定がそう簡単に合うことはないのは確かです。しかし、今はそれに加えてインターンをはじめとした就活関連の用事がある可能性が大きいのです。

 自分だけインターンをしていないことや抗いようのない流れが来ていることへの焦りともうみんなで集まれる機会は残り少ないことへの悲しみでぐちゃぐちゃになっていました。委員会にいて楽しいのかつらいのかわかりませんね。

 

 

 

<アルバイト>

 多くのものごとは相対的に評価されます。比較対象があるからこそ、そこに優劣が生まれるのです。

 かつて、私はアルと比較されていたのだと思います。その頃、私は積極性が足りないみたいなことを言われ、アルマンはその愚痴をアルに溢していたと聞いています。新人用チェックシートが義務化されたのも、このような背景があったからなのでしょう。

 そして現在、どう自己の内面と向き合ってみても、私は私のことを積極性があると思えずにいますし、その点では特に成長が見られないと信じています。今でも私が客に自分から話しかけることはあまりなく、新しく習得したPCでの暇つぶしはこれを加速させました。

 ところが、アルマンやダーウェントから私への評価がなぜか上昇しているような気がします。驚くべき現象です*6。私が変わっていないのに、相対的に評価が変わったのです。

 新たな比較対象は新人たちです。より新参の兎が原因かと思いきや、多少は慣れてきたはずの新入社員が問題でした。しばらく私が出勤しなかった後でも、それは変わっていないようでした。

 新人が覚えるべきとされていることは数多くあります。レジの打ち方、接客用語、設備の場所などです。その中でも、非常に時間のかかるものが商品知識です。商品についての質問に答えるだけでなく、状況を聞いて自分から適した商品を提案する必要があるため、避けては通れない項目です。

 さて、なぜすべての商品に用意されていないのかはまったくもって不明なものの、一部の商品にはその特長や売りをまとめたテキスト*7があります。所詮はパッケージの裏側に書いてあることの延長程度とはいえ、何も知らない身には役立つものです。そのためか、ある日の新入社員はその紙を読んで覚えるよう命じられていました。

 その時に私は横でアルマンとシフトについて話していましたが、途中で新入社員が割り込んできました。以下は、新入社員とアルマンとの会話ログを再現したものです。

 

「もうふたり欲しいですよね。そうすればシフトを回すのも楽になると思います」

「別に今のままでも十分だと思うけど、何を言ってるの?」

「この店の現状を変えるために僕なりに考えた提案です」

「そういうのはいいから。というか、さっきも言ったけどそんなに話しててそれ覚えられてる?」

「そうですね、今僕話してますよね」

「?うん」

「じゃあ無理ですよね。そういうことです」

 

 どこまでも斬新な返しです。おとなしく仕事に戻るか、もしくはせいぜいできてると胸を張るかのどちらかだと私は思っていました。仕事が進んでいないことを認めるどころか、それがさも当たり前なことのように振る舞うのは並の図太さでは到底不可能なことです。

 近頃では、出勤する度にアルマンかダーウェントから新人たちの愚痴を聞かされています。アルも昔はこうだったのかもしれません。ごめんなさい。でも、今回のふたりはどうやら前代未聞のレベルらしく、これから彼ら(とアルマンの胃)がどうなるのかは誰にもわからないのでした。

 

 

 

<506番房>

 ご存知の通り、中旬に感染者となりました。よくここまで無事だったものですが、ここまで無事でいられるのならもっと遊んでも大丈夫だった気がしてきます。どうせいつかは死ぬのなら、遊んでから死んだ方がいいに決まっています。最近が楽しくなかったとは言いませんが。

 7日間の生活について詳しいことは506番房記録に書いてあるので、万が一興味があればそちらを読んで頂きたいところですが、あれはあくまで私の日記みたいなものでした。ここではバラバラに書いた記録を混ぜてからどうでもいい部分を抜き出したもの、すなわちこれから宿泊療養に行く人が読んだとしてどうにか毒か薬なら薬寄りなプラシーボ丸薬を書いておきます。

 まず書くべきは、収容施設へ持ち込む物についてでしょう。入所時は自宅まで車が来ました。私は車に詳しくないので車種を記すことは叶いませんが、6-8人乗り規模だったと思います。それに乗っていたのは運転手と私を除けばひとりだけでしたが。そのおかげで使われていない後部座席にスーツケースを置けました。

 さして大きくもないスーツケースひとつの荷物で1週間は少し怪しいところだと思いましたが、どうにかなりました。着替えは人によって必要な量が異なるでしょう。コインランドリーは使えないため、洗濯を自分でするかもしくは洗濯を放棄するかのどちらかになります。時間は有り余っているので、少しでも荷物を減らしたいのなら洗濯は有効な選択肢です。

 とはいえ、私のいた施設では換気装置が浴室のものしかなく、日によっては明らかに力不足でした。到着した日は特に湿気ていて、さっき受け取ったばかりのプリント類がしんなりしていました。洗濯するにしても数着は持って行った方がよさそうです。

 服を洗濯も着替えもしないというルートもあります。人と会う機会はほとんどありませんし、会うにしても相手はたぶん一期一会です。囚人仲間を作るのは⋯⋯それはそれでいいかもしれません。部屋から出ない生活なら汚れも少ないはずです。私はそう自分に言い聞かせて面倒な洗濯を一切しませんでした。

 飲食物については後述しましょう。簡単に言うのなら、基本的なものはすべて配給されますから心配無用です。買い物には行けないため、嗜好品の類が必要なら持って行った方がいいでしょう。特に甘味は不足します。水とお茶以外の飲み物もです。菓子食べて粉末スポドリ飲んでゲーム三昧の税金ホテル暮らし、ちょっとよさそうじゃありません?

 ゴミの回収が燃えるゴミと燃えないゴミだけであるため、缶やビンを捨てることはできません。ジュース類や魔剤もそうですが、酒が飲めません。差し入れで持ってきてもらうと弾かれるそうです。最初に持ち込む荷物は検査されないため、持ち込んで収容中に飲み、保持していた容器を退所時に持ち帰るという手であればできなくもなさそうですが、1週間前後分の酒はかなりの容量を喰います。スピリタスのような濃い酒を持ち込み、配給の水で割って飲むのが現実的そうです。

 煙草はおそらく酒以上に困難です。部屋には火災報知器があり、喫煙所もありません。窓を開けられる施設ならまだ可能性が残されているかもしれませんが、諦めるのが無難そうです。噛み煙草みたいなやつならいけるのでしょうか。どういうものかはまったく知りませんが。

 バスタオルはひとつあればどうにかなりました。風呂場にしか換気扇がないと書きましたね。浴槽のカーテンと同じところに下げておけば、翌日にはきちんと乾いていました。それくらいの換気能力はあったようです。部屋にバスタオルはあったものの、これは使い捨てだったので持ち込むとよさそうです。

 ボディソープ、シャンプー、リンスは備え付けのものがあったので、それで事足りました。肌に問題があったり好みがあるのなら持って行ってもいいでしょう。髭剃りや歯ブラシのようなアメニティも同様です。髭剃りや歯ブラシに加え、ティッシュやトイレットペーパーは後述する配給所で入手できます。そうそう切らしはしないでしょうが、ひとりで切らす羽目にはなりたくないものですね。

 部屋にはひと通りの環境が揃っていて、PCで調べてレポートを書く程度であればまったく問題ありません。回線は決して速くないのでオンラインFPSなんかはちょっと怪しいところかもしれませんが、できないことはないでしょう。ケーブル類は持ち込む必要があります。ただし、私がいた部屋はテレビにHDMIを接続できなかったため、ここについては事前に調べておく方がいいと思います。もし使えるのなら格段に過ごしやすいでしょうね。

 テレビはホテル仕様です。ルームサービス機能は使えないものの、地上波を観る分には不自由しないはずです。HDMIやディスクなど外部からの干渉はできないため、個人で加入している配信サービスを観ることは叶いません。一方、本来は有料らしいホテル向け配信サービスが無料開放されていました。後から金を取られることもないので、これで映画を観るのもまた一興でしょう。

 机と椅子もあります。机にはコンセントがあるので、短いケーブルでも安心です。ただ、机は壁にくっついているので机を使う際は壁と向き合う形になるのですが、壁にはかなり大きめの鏡があります。ふたのようなものもないので、自分と常に向かい合わねばなりません。どうにかして鏡を覆うことを勧めます。

 電気ケトルもあります。後述するインスタントスープやコーヒー、味噌汁に使うといいでしょう。私は面倒がってあまり使いませんでしたけど。

 冷暖房はある程度調節が効きますが、冷房なのか暖房なのかを個人が操作することはできないそうです(これについてはよくわかりませんでした)。温度調節は一応できるようです。

 ベッドはひとりが寝るのに不自由ないサイズです。寝具が硬すぎるようなことはありませんでしたが、枕はひどく薄かったです。とはいえ枕はスーツケースの容量を喰いますから、持ち込むかどうかは考えどころです。寝具も滞在中の交換や洗濯はなく、同じものをずっと使うことになります。さすがにこれを自分で洗濯するのは無茶でしょう。なお、入所時に渡される書類の中には収監中のルールがあり、そこには退所時にシーツなどを配給所まで持ってくることとありましたが、実際にはその必要はありませんでした。

 衣食住の内、これで衣と住は書きましたね。後は食とそれ以外です。まずは配給所について書きましょう。

 食事は弁当が毎日3食配給されます。配給所はホテル1Fにあり、弁当の他にもペットボトルのお茶と水、紙パックの野菜ジュース、インスタントコーンポタージュやインスタントコンソメスープにインスタント味噌汁、インスタント茶類が配置されています。特に監視はなさそうなので、良心が許す限り取ることができます。弁当はひとりひとつですが、他のものと同じように棚に並べてあるだけです。

 他にはトイレットペーパーやティッシュペーパー、髭剃りに歯ブラシなどの日用品と回収したものを部屋まで持ち帰るためのビニール袋があり、また片隅にはゴミ箱があります。回収しているのは燃えるゴミとペットボトルだけなので、基本的にはペットボトルか否かという分別だけすれば大丈夫です。

 弁当の中身は、基本的に米とメインおよびサブのおかずから構成されています。サブのおかずは数品ありますが、既製品を組み合わせているというか、例えばある弁当に入っていたサブおかずをAとBとCにするのなら、別の日にAが出ることもあるし、BとCが入ることもあり得るといった具合です。

 ただし、たまに異なるタイプの弁当が出されます。私の収監中に2回だけでしたが、他の弁当とは違って紙製の箱に入っています。中にはサンドイッチやスコーン状のものが入っており、朝食向けのようでした。

 各階のエレベーター前には電子レンジが配置されていて、弁当を温めることができます。サンドイッチはラップに包まれており、また昆虫向けのような小さなゼリーも入っていたので紙箱の日は注意する必要があります。

 弁当はどれもそれなりの量があり、また質も悪くなかったので私は利用しませんでしたが、足りないという場合にはカップ焼きそばを要請できるそうです。体調によっては消化のよいものや経口補水液を要請することもできます。

 配給は日に3回行われ、30分前にはなぜか準備を開始する宣言が放送されます。部屋から出ないようにとも言われますが、これはいつものことです(基本的に配給を受け取りに行く時以外は部屋の中にいなくてはなりません)。食事という言葉を聞いてすぐに飛んでいくような生物だと思われているのでしょうか。

 なお、途中からは2部制や3部制が導入されました。人が多くなってきたからだと思われます。弁当とペットボトルの飲み物が不足することはありませんでしたが、他の配給品については配給所に行ってもないことがありました。どうせここにいるのは感染者ばかりなのに、どうしてここまで隔離するのかは謎です。

 最後にもうひとつ、収監中の健康管理について書いておきましょう。入所者は最初にあるwebサービスへ登録することになります。以後、日に2回このサービスを通じて体調や体温、酸素濃度を提出するのです。記録は7:00と16:00にするのですが、遅れていると電話で催促されます。これもこれで鬱陶しいのですが、問題は朝です。6:45に「そろそろやってね」放送があり、これに起こされるのがとても嫌でした。

 食事はまぁしょうがないとして、これのせいで1日が結構細切れにされます。まとまった時間を取るのが困難になるのです。放送のスイッチを切れたならよかったのですが。

 さて、私が収監された新宿のホテルはこんな感じでした。今はちょっとパンク気味で入るのも難しそうですが、もしこれからあなたが感染することがあれば、これを検討してみてもいいのではと思います。税金でホテル暮らしできる機会はそうめったにあるものではありませんからね。食糧支援の要請も忘れずに。

 

 

 

<Steam>

 『NEEDY GIRL OVERDOSE』のグッズを注文しました。あめちゃんと超てんちゃんの抱き枕カバーです。なお、抱き枕本体は持っていません。

 カバーを買うのも初めてのことでした。カバーといえば、リテュエルの抱き枕カバーを思い出します。これは神バハにまだ力があった時代のコミケで、サイゲが出した公式グッズです。グラブルではナルメアやヴィーラが発売されていましたね。これらと同じく、ボイスドラマのディスクも付属していたそうです。ウマ娘では出さないんでしょうね。2次創作関連のごたごたのせいであの作品には手を出さないまま終わりそうです。

 神バハの過去のグッズ、それもコミケで売られた高額商品ともなれば現在での入手は非常に困難です。過去のアニバーサリーリアルカードセットと合わせ、私の中ではサンカラ・ストーンや聖櫃のように聖遺物のような扱いと化しています。オークションで競り落とせればいいのですが、出品自体が非常にめずらしいことです。

 リテュエルの聖布と円盤(こう書くと本当に古代文明の遺産みたいですね)はそれこそ博物館に収められるべき品ですが、あめちゃんも大事な品であることに代わりはありません。このまま暗所に保管してもいいのですが、飾りたい気持ちもあります。

 ポスターとは違い、布であるからにはそれなりの重量があるでしょう。それを吊っていて伸びたりしないのかとか、部屋のどこならば日光に焼かれないのかとか、そういったことについて私はあまりにも無知です。こういうことを教えてくれる授業があればいいのですが。

 

 

 

 

<PS4>

 ホークス・ベイに続くステージは、なんと急にアメリカのマイアミです。クローンシュタット社という企業ビルの近くでカーレースが行われています。今回のターゲットは社長とその娘で、娘はレーサーとして出場しているのです。

 顔が見えませんね。

 こっちは不気味です。右側の男のTシャツにプリントされているのがシエラ・ノックス、ターゲットのひとりですね。

 なお、ここから最初はスタートするのですが、奥のゲートにそのまま入ろうとするとチケットがないので不法侵入扱いになってしまいます。エリアも結構広く、変装の種類も多いのであまり初心者向けではないような気もします。

 ゲートの奥には各出場社のブースというかバーというかが広がっています。なお、それぞれの会社ごとに整備クルーの変装があるので総数が多くなっています。そのステージにある変装をすべて着るというチャレンジがあるので、結構大変です。

 これは表彰台です。大抵、NPCは決まった行動を繰り返すのですが、このステージでは時間が経つとレースが終わり、こうして派手なパフォーマンスと共に優勝者が祝われます。見えますかね?まだ黒焦げにはなっていないはずです。

 なお、レースの順位は47が操作できます。レーシングカーに細工したり、旗を振る人に変装して特定の車をルール違反判定にできるのです。された側としてはたまったものではありませんね。

 レース会場を離れた会社の中では製品の展示会が行われています。これはアンドロイドのデモンストレーションのようです。眼のカメラを通した映像が映されていますね。

 彼が開発者のようです。背中に落書きを貼る悪戯、海外でもやるんですね。それとも、彼が嫌われているだけかもしれません。独特な髪型ですからね。

 どうやらKAIはここの製品だったようです。北海道のガマ病院で使われていたAIと手術ユニットですね。ヒットマンシリーズはこういう繋がりを仕込んでくれるので好きです。

*1:ちんすこうフラペチーノ

*2:どうせほとんどの者は金の出処になんて興味ないでしょうから

*3:「学生のやることなすことせせこましくいちゃもんをつけて片っ端から潰す課」の略であるとされています

*4:近隣大学

*5:完治してすぐの無敵状態でしたからね

*6:もっとも、ダーウェントは元から私を過大評価している節がありました

*7:教科書じゃないですよ