ウルリヒトゥレタス

皐月川納涼床

生存報告: 2023-8

 

<学校>

 4年にもなって、期末レポートをうっかり出し忘れました。教授の知り合い補整が入ることを祈るしかありません。

 

 ディズニーのサークルでは、夏合宿が開催されました。当然行くものと参加に投票しましたが、蓋を開けてみれば4年生はなぜか私だけでした。しかも、私が企画した4年会の日程投票でみんな合宿初日に投票する始末です。結局、夕方まで4年会で遊び、解散後に舞浜を目指すことにしました。

 4年会ではSwitchやカードゲームで遊びました。同じマスに止まったら先住民をスタートに戻せる双六では、6を出さないと駒をスタート地点に置けないので、ずっと6が出ずに最下位を無事取得しました。はじめての桃鉄もしましたね。

 舞浜駅に着いた時点でかなり遅くなってしまいました。ちょうどパークから帰る人々の波にかち合い、バス停も混雑しています。こういう時、大きい家族やベビーカーが前にいるのを運が悪いと感じるのは私が腐っているからでしょうか。

 今回の宿泊先は、以前と同じセレブレーションホテルというところです。パークからはそれなりに遠いというかほとんど終点です。中庭で遭遇した下級生から部屋を聞き出し、ようやく到着しました。

 翌日は朝からインパですし、現在のサークルの長はあまり飲み会にも来ませんから今日は何もないとばかり思っていましたが、長を含めそれなりの人数が集まって酒盛りをしていました。これ幸いと私も参戦します。

 私が4年会から直行していることはみんな知っていたのですが、後輩のひとりが「4年会の様子を、4年のひとりのストーリーで見た」と言いました。ところが、バスの中でひとりinstagramを見ていた時にその者のストーリーを見た記憶がありません。確認してみましたが、やはり後輩の端末から見るとストーリーがあるのに私の端末からでは存在しないようでした。

 instagramには、ストーリーの非表示機能があるそうです。ただ私の投稿が目障りなだけならミュートとかフォロー解除とかすればいいだけなのに、自分の投稿を見せたくないとはよっぽどですね。サードの件も然り、私は同期にだいぶ嫌われていたようです。

 気を取り直して酒を飲み始めます。長をはじめ、普段はあまり一緒に飲まない後輩たちと楽しみました。うまく言語化できないのですが、カラオケで徹夜しながら飲むのとも、宴会場での宴とも違う楽しさがあります。やはりホテルの部屋というのは非日常感があるからでしょうか。

 

 翌朝、誰かが私を起こしました。時計を見ればいつの間にか起床予定を過ぎています。そうです、酔ったまま寝落ちしたのです。

 慌ててレストランに向かいます。他のみんなは昨日の内に集合写真や夕食で顔合わせを済ませていたのですが、私はすべて終わってから合流したのでそれらをしていません。ですから、1年生の女ふたりにとって、酔い潰れて寝坊した私がファーストコンタクトになりました。

 部屋に戻ると、もうほとんど時間がありません。班のメンバーが男だけではないのだからと烏レベルのシャワーを浴び、どうにかシャトルバスに間に合いました。

 今回も私が最上級生でしたから、他の子たちが楽しめるように尽力しました。これで私より詳しかったら立つ瀬がないところでしたが、聞かれたことや望みには応えられたつもりです。結果、ミニーの家やカヌーなど普段は行かないところにも行って新鮮でした。

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 この頃はちょうど夏イベの真っ最中でした。パーク内にミストが散布されたり一部アトラクションの濡れ具合が増強されたりと涼しげな施作が展開される中、トゥーンタウンでは大量の水が撒かれていました。水鉄砲より放水銃に近そうな勢いで水が上空へと射出され、放物線を描いて降り注ぎます。

 多い水は涼しい、これは真理です。馬鹿みたいな量の水こそ、夏には必要ですね。

 1女ふたりともなかよくなりました。城の前で集合写真を撮った際に他の1女とも軽く自己紹介を交わしましたが、完全に記憶するにはまだ時間がかかるでしょう。忘れ去る前にどうにかしたいものです。

 特に、片方はとても面白い子でした。知り合ってからまだ数時間なのに、ベイマックスのハッピーライドを見て「これまだ乗ったことないんだよねぇ」と言った私に対し、「だと思ってました!」と嬉しそうに返してきたのがよかったです。遠慮のない後輩は大好きですよ。

 また、スター・ツアーズでスピーダーに乗り込む際に特徴的な匂いがするという話になった時、「スター・ツアーズに来たなぁという気分になって好き」と発言していました。実に見込みがありますね。

 

 

 

<ニディガ展>

 今月に入ってからは2回行きました。ちょっと興味があるという大学の友人とが1回、再びのソロが1回です。常設にしませんか?

 ところが、なかなか目当てのアクリルスタンドを確保できず、最終日に3回目の凸を敢行しました。この日に手に入った整理券は14時頃のものだったのですが、早いんだか遅いんだかとつぶやいたところ、どこからともなくリプが飛んできました。

 リプの主は、なんと遠方からニディガ展のためにやってきたそうで、自身の整理券の時間ではグッズが残っているか怪しいので交換して欲しいというのです。確かに、これまでの様子からするとその読みは正しそうでした。

 私としてはアクリルスタンドさえ手に入ればいい(展示はもう2度観ましたからね)のですし、何よりわざわざ大好きなコンテンツのために遠征して空振りというのはあまりにも悲しいことです。アクリルスタンドの代行を条件に交換しました。

 この者はコスプレイヤーで、あめちゃんのコスプレもしたことがあるそうです。ニディガを好きな友人はもういませんでしたから、つい嬉しくなっていくらか話しました。私は気づきませんでしたが、フォトスポットに未知のぬいぐるみがいるとも教えてくれました。これもいつか商品化するのかもしれませんね。

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 ということで、無事に書き下ろしのアクリルスタンドを手に入れることができました。今は机の上に飾っていますが、ちょうど左右のモニター下部に被る影響でFPS中の弾薬や体力が見えなくなりました。ここからは己の感覚だけが頼りです。

 予期せぬ出会いにはいいものも悪いものもありますね。同じものを同じように好きな人というのはとても貴重ですから、この縁を大事にしたいものです。

 

 

 

<C102>

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 夏コミに行ってきました。

 コミケは今もチケット制なので、これを嫌いな私は参加を見送ろうかと思っていたのですが、ニディガのグッズが発売されると聞いて参戦を決めました。

 ちなみに、初めて参加したコミケは、前日くらいに思い立ち昼くらいから行ったものでした。存在は知っていてもハードルが高くて過酷なところというイメージがあって、それが案外気楽に参加できた思い出になりましたから、そうでなくなった今は苦手です。単純に手間ですし、金も余分にかかりますからね。

 もっとも、運営側やサークル側からすれば、資金を確保できたり徹夜勢を排除できたり人の流れをコントロールできたりと好ましい面もあるのでしょう。そこらへんの経験があれば、印象も違ってくるのかもしれません。閑話休題

 さて、そのグッズというのは箱です。名称を「てんしのたからばこ」といい、ちょっとしたグッズとスピンオフゲーム集が含まれているそうです。ゲームのひとつはあめちゃんとのデートノベルで、期待が高まります。

 問題は、この箱が1000個限定なことでした。ニディガは古き良き時代をよくモチーフにしますが、今回は大昔のエロゲをモチーフにしているようです。パッケージやイラストに加え、なんと箱本体までもを当時に寄せたのです。寄せたというか、当時の箱そのもの*1です。あるだけの在庫をかき集めた結果、数が限られたのですね。

 私は若者ですから、この当時のことは知りません。生きているとしても物心がないかインターネットに触れていない時代のことです。それでも(お気楽で薄っぺらい消費という感じはしますが)、現代からみたこの時代は眩しいものに思えますし、雰囲気も好きです。何よりこれはニディガのコレクションとして素晴らしいものですから、入手しない訳にはいきません。

 1000個というのがどれだけかはわかりません。ニディガ展の盛況ぶりを見ればとても不安になってきます。しかも、今回は数が限られている上に、その性質上再販は望めません。厳しい戦いが予想されます。

 と思ったら、案外あっさりと買えました。ビッグサイトの外にいる間も、Windose*2に向かっている間も、列に並んでいる間もずっと不安でいっぱいだったので、なんだか拍子抜けしたような気分です。とはいえ買えたのは間違いなく喜ばしいことですから、これでよかったのでしょう。

 残りの時間(といってもまだ午前ですが)は気楽に回れます。ちょうど近かったので旅の道で『シロナガス島への帰還』の続編である『遥かなる円形世界』の体験版を買ったり、友人のおつかいをしたりと楽しみました。NIKKEはまたリアル10連ガチャをやっていましたが、あまりにも混んでいて断念しました。企業ブースは強いです。

 

 今回、中心に回ったのは同人ゲームのエリアでした。だからニディガもシロナガス島もあったのですね。そして、ちょうどWindoseの隣にあったのが、名前は何度も聞いたことがある『NOeSIS』原作者のサークルでした。

 怖そうだし複雑そう*3なので敬遠していましたが、これもいい機会と思ってサークルを見に行きました。存在感のある男たちがメルヘン気味な看板を持って呼び込んでいる風景にはコミケを感じます。いくらか売り切れてはいましたが、新刊は無事に回収できました。

 なお、この売り切れた品の中にはなぜかパンツが含まれていました。それを頭に装備したファンたちがサークルの周囲に集結したところ、スタッフに怒られるという事案が発生していたそうです。女子トイレの前だったのがよくなかったのでしょう。

 このゲームのコミュニティは狭い分繋がりが深いと聞きます。やはり、同じ趣味の仲間は尊いですね。閑話休題

 これはいわゆる壁サーでしたが、中の方のサークルにも『NOeSIS』の二次創作本を出しているサークルがありました。新刊と既刊を購入し、サークル主の方とTwitterまで繋がってしまいました。これはますます本編を履修しなければなりませんね。 

 その後、コスプレエリアでカストーディアルキャスト*4やヴェノム・スネークのコスプレの方に写真を撮らせて頂いて、現地を離脱しました。以前とても混んだのを覚えているからでしたが、ちょうど離脱直後に強い台風が襲来したそうです。何はともあれ、今回はとても楽しい日を過ごせました。

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 手に入れた「てんしのたからばこ」には、アクリルキーホルダーやゲームのダウンロードカード、それといくつかの紙ものが入っています。箱自体にもかなりの存在感がありますから、部屋に飾って満足しました。このあたりのことは、いずれ別の記事で書こうかと思っています。

 あっさり買えた上に在庫もかなり余裕がありそうだったので、新しい友人の分も購入して送りました。仲間がいるとこういう時に助かりますね。

*1:エロゲの黒い箱と呼ばれていました

*2:サークル名

*3:買収だか何かでフリー版と商業版があるとか聞いています

*4:ディズニーでよく掃除してる人