ウルリヒトゥレタス

皐月川納涼床

生存報告: 2022-8

 8月は夏休みです。これは今まで何年も続く真理であり、自然法則でした。しかしながら、信じ難いことに休みなのに休もうとしない者がいます。

 この夏は、サマーインターンというものが始まるそうです。7月中に申し込みをしようとしたものの、あまりに選択肢が多くて何を選べばいいのか見当もつかず、やっと見つけたよさそうなところはシステム上は申し込めるのに必須とされる説明会は締め切られていて実際は参加できませんでした。これで嫌になり、7月は終わりました。

 特に一切の情報に基づくものではないイメージによると、6-7月に申し込んで8-9月に参加するものだとばかり思っていました。実際には8月に申し込めるところも多数あるようで、まだサマーインターンのチャンスは残されていると知りました。

 それを無為にしたのです。何もしないまま8月は終わりましたし、ついでに9月も終わりました。世間のインターンはすでに秋冬のシーズンに移り変わったようです。

 ①複数のステップを要するタスクを少しずつ進めることができない、②決断を先延ばしにする、③自分からは動きたがらない、④少しでもミスすると途端にできなくなるといった性質群と就活は絶望的に相性が悪いのです。自己分析や企業研究といったタスク群を考えると動けなくなり、たくさんの選択肢を前に選ぶことはできず、OB訪問などできるはずもなく、そもそも何もしないまま今まで来たことがのしかかってきて嫌になります。

 そうそう、就活での致命的な弱点がもうひとつありました。意識の高いことへアレルギーというか嫌悪感というかがあるのです。

 発端は入学して間もない頃にTwitterで受けたサークルへの勧誘だったような気もします。あれは私に唯一コンタクトを取ってきたサークルでしたが、行くとも言っていないオンライン新歓(オンラインで知らない人と話すのが心底嫌でした。これは今でもそうです)に行く前提で話が進められ、しかも投稿を遡ってみるとSDGsについて先輩のマンションで勉強会をしようというイベントがあるようでした。

 これ以降、私はSDGsを見聞きするだけでうんざりします。もっとも、これについては不本意ながらいくらか知る内に「世界中がやってるよ!みんな頑張ろう!」という風潮が嫌いということがわかり、ヘイトの解像度が上がりました。今では魂を売り、レポートの題材に据えることもあります。

 これはさておき、大学にいればたくさんの意識高い人々を目にします。ボランティアもそうですし、若い成功者の話や自己啓発セミナーのお知らせが回ってくることもあります。それらを授業で扱うこともあります。

 なぜそこまで他人に興味を持てるのか、なぜ目先の楽しいことを無視できるのか、なぜ成長したがるのか、私には到底理解できません。友人に対しそう思いはしませんが、赤の他人がやっているのを見ると同じ人間なのが信じ難いことのように思えてくるのです。

 さて、「サーターアンダギー炭化事件」や「冷凍スパゲッティ炭化事件」をご存じの方ならもうおわかりでしょうが、私は料理が苦手です。ご存じでなくても、字面からなんとなく想像できることでしょう。ですから、普段は厨房に入らずを心掛けていました。

 なのですが、ずいぶん久しぶりに料理をしてみることにしました。気の迷いでしょう。今回作ったのは、「妹の嫌いな丼」です。もしかすると私が知らないだけでちゃんとした名前があるのかもしれませんが、私はこう呼称しています。

 これの起源は私が高校生の頃、母親が作ってくれた弁当にまで遡ります。これはご飯の上に焼いた豚肉と卵とタマネギとキャベツを置く料理です。胡麻油と醤油とネギの混ぜ物をかけて食べます。

 この混ぜ物がおいしいのですが、妹はこれが嫌いらしく、弁当として出されることは何度かあったものの、食卓に上ることはあまりありませんでした。なので「妹の嫌いな丼」です。ちなみに、今聞いてみても嫌いだそうです。

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 肉の部位やネギの種類からわからないので買い物すら難航しましたが、やってみれば案外できるものです。注意すべきらしい卵をフライパンに落とすところも、焦がさずに済みました。たまたま家に材料が揃っていて他に食べるものがなく、かつ気が向いたらまた作ってみてもいいかもしれません。

 と思ったら、こんなものを拵えました。

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 地獄ディーテ世界かと思うのも無理はありません。これは、三度炭化した私の料理であり、かつてオレンジピールとなるはずだったものです。大量のオレンジの皮と砂糖が、炭になってしまいました。本当ならこれにチョコレートを纏わせてオランジェットに進化させたかったのですが、そう簡単にはいきませんね。やはり料理は向いていません。

 これまた知られたり知られなかったりしていることとして、私はスイカが好きです。とても夏っぽいからかもしれません。もっとも、技術革新によって年中安く食べられるものになったとしても、相変わらず喜んで食べていることでしょう。

 去年、ふと思い立ってスイカの食べ放題を調べたことがありました。すると、スイーツパラダイスでやっていることは判明したものの、その時にはすでに終わっていました。そして今年、またも同じ轍を踏み掛けるもすんでのところで間に合ったのでした。

 スイーツパラダイスに行ったことは何度かありますが、いずれもコラボカフェが目当てでした。金を払って来ている以上きちんと食事はしましたが、あくまでメインターゲットはコラボ作品のメニューやグッズです。しかし、今回のターゲットはスイカです。食べ放題自体を目当てにすると、時間は途端に短く感じるものです。

 食べ放題だからといって極端に安っぽいとかいうことはなく、たっぷりスイカを楽しめました。また、数が限られている黄色いスイカに加え、桃やマンゴーもいくらか食べました。来年も行きたいものですが、他に同行してくれそうな人はちょっと思いつきませんね。

 

 

 

<学校>

 近隣大学とのコラボ企画は、なんと後半になるまで一切動きがありませんでした。ちゃんと開催できるのか、かなり不安です。前回の打ち合わせで決まったのはかなり基礎的な部分だけでしたから、行動に移すための計画はおろかその行動の詳細すらまだ決まっていないのでした。

 一方、対外部の本来の業務である協賛活動は、いったんの落ち着きを迎えていました。今年は去年よりも早くに動き始めたため、夏活動は去年以上に暇なのです。実習に出かける同期の分とそもそも誤って倍割り振られていた私の分との両方をこなした私は、多少褒められてもいいと思います。

 ところが、資金はやはり足りていないらしく、追加交渉が必要になりました。現に、私が電話した中にも「今年からはやめる」と告げてきたところがいくつかありました。去年までやっていて今年からやらないというのはなんなんでしょうね。対面開催だから協賛してくれるという読みは、必ずしも当たりとは限りませんでした。

 そうして後輩が追加協賛候補のリストを作成し、各員に割り振ったのですが、認識が遅れたのと単純にやりたくなかったので先延ばししたこともあり、割り当て分に手をつけないまま8月の終盤になってしまいました。今年入った子たちは皆優秀で、職務への意欲も旺盛です。この部署でいちばんの穀潰しは私のような気がします。

 慌てていくつかの会社に連絡を取りましたが、連絡が取れないか拒否されるかのどちらかです。どうせこうなるのなら、本当にコンタクトするのは一部だけにして残りは最初から拒否されたと共有スプレッドシートに書いておけばよかった気もします。後輩には、こういう邪な考えをしないようすくすくと育って欲しいものですね。

 サークルでディズニーシーにも行きました。なお、今回は泊まりが予定されており、初日がシーでした。あまりにも3年生がショー&パレード班に集中していたため、今回からは私もそちらを選びました。

 みんなで挑戦した結果、幸運にもテディラウンジに行けるようになりました。これはコロンビア号(大きな客船)の中にある店で、パークの中でもトップクラスの大人びた雰囲気をしています。できれば夜に行きたいところでしたが、入れただけ運がよかったのでしょう。現在では、入店権争奪戦に勝利するか運良く空いているかのどちらかでのみ入場できるのです。

 ここでしか出されないもののひとつが、テーマポートをモチーフにしたカクテルです。コラボカフェにあるようなものよりもずっとちんまりしていてずっと高いのは確かですが、今回の目当てはこれでした。2杯頼んで「これだけあれば飲み放題に行ける」と漏らした後輩への信頼度が上がりました。これのちょっと前にテーマポートをイメージしたチャームを買っていたので、それと一緒に写真を撮りました。

 なお、このチャームはかなりあくどい価格設定をしています。デザインはいいものですが、いかんせん薄くてちっちゃくて、その上クローズドパッケージなのでタチが悪いのです。そのくせして高いのが最悪です。せめてガチャガチャの景品ならまだいいと思えたのかもしれません。幸いにも私と妹とで利害が一致したため、箱買いして分け合いました。

 「ジャンボリミッキー」というプログラムをご存じでしょうか。これは子供向けのダンスプログラムで、キャラクターやお兄さん&お姉さんのレクチャーを受けつつみんなで楽しくダンスするという内容です。ランドではアドベンチャーランドの「カリブの海賊」付近、シーではアメリカンウォーターフロントのコロンビア号横で上演されています。

 さて、ジャンボリは抽選制です。たった1回の抽選に当たらなければ基本的にその日はそのショーを観られないというゴミみたいなシステムです。案の定今回も外れたので、コロンビア号横のステージが見える高台から観ることになりました。赤い橋のちょっと手前あたりです。

 ショーが始まるまでの間は自由時間となり、同期たちとホテルハイタワーの目の前にあるウォーターフロントパークを散歩しました。ある者が「みんなで避けずに噴水*1に突っ込もう」と言い出したので突っ込んだのですが、突っ込んだのは私ひとりだけでした。ショーを前にずぶ濡れになりました。

 この日は風が強かったし夏なので私自身はそこまで気にせず、ガーリックシュリンプ味のポップコーン*2を買って高台に戻りました。風に吹かれてポップコーンをつまんでいると、土産を買いに行っていたはずのサークルの代表が買ったタオルを手に戻ってきました。弱々しい抵抗もむなしく、3年生たちによってたかって拭かれました。下級生にはこの姿で憶えてもらっていることでしょう。

 さて、そこで代表が「このまま電車に乗る訳にもいかないでしょう」と言ったのが気にかかりました。ここからホテルへは春にも行きましたが、その時はバスでした。何か嫌な予感がして聞いてみると、じつは参加者がほぼ幹部のみと少なかったので泊まりは中止にしたが、幹部だけで決めて満足して私には伝え忘れていたことが判明しました。チケットはホテルで買うものと思いまだ買っていなかったものの、危ないところでした。

 私は元来、体を動かすことが苦手です。理由はもちろんうまくできないからで、うまくやるためには継続的な努力が必要だからです。ダンスもそれに含まれるのですが、今回は以前ダンス会*3に行った記憶がまだ残っており、多少は動けました。近くには幼い子供とその保護者もいたのですが、怖がられていなかったかちょっと不安です。

 そういえば、ダッフィー&フレンズと呼ばれるぬいぐるみのシリーズを見かけたことはあるでしょうか。レギュラーというか標準的なサイズでもそれなりの大きさがありますが、よく連れ歩く人を見ます。パーク内にも撮影スポットがあり、ことあるごとに出る新作衣装(転売屋の大好物としておなじみです)を着せて写真を撮るのはファンの楽しみのひとつなのでしょう。

 大学によくいる女が持っているようなちっぽけなハンドバッグには荷が重い体躯を持ち運ぶために、公式グッズがありました。ぬいぐるみ規格のリュックサックだかサッチェルみたいな形をしていて、背負わせられるようになっています。そしてその上部からは長い紐が伸びていて、人間が肩や首に掛けられるようにもなっているのです。

 つまり、鞄をぬいぐるみに背負わせることで、ぬいぐるみを楽に運搬しつつ見せびらかせるんですね。これをよく見かけました。いい発明だとは思うのですが、見た目から私はこれを磔刑バッグと呼んでいます。うっかり愛好家の前で「磔刑してるんだ、かわいいね〜」とか漏らしたら袋叩きにされそうです。気をつけましょうね。

 

 

 

<アルバイト>

 ある時、新入社員が会計ミスをしてしまったそうです。もちろん訂正の術は知っていますし、それもできるのですが、客の前で「やべ」と言ったといいます。その様子を見ていたアルマンの救援もあってその場はどうにか乗り切ったものの、新入社員は無事説教を受けることになりました。

 ミスは誰にでも起こり得ることです。レジ打ちを間違えたのなら、誤打届けを出せばいいのです。アルマンが問題視したのはその後のこと、つまり接客の態度というか接客への心構えについてでした。

 私がアルマンに説教されたことは何度もあります。理不尽だなぁと思った内容もありますが、素直に聞いていればそう長引きはしません(忘れてもらえはしませんが)。これはアルマンに限らず説教を受けた場合の標準的対応だと私は思っていました。聞くべきところがあれば聞き、どうでもいいところがあれば聞くふりだけして適当に流していれば、いずれ相手の話は終わるはずであると。

 しかし新入社員は違います。説教の最中、「もうその話はわかったので違う話をしましょう」とアルマンに言ったそうなのです。

 こちらが話を理解していると示すのは確かにいいことです。多くの場合、相手は伝えたいことがあってこちらへ話していますからね*4。ただわかったと告げるだけでなく、もうわかったから別の話をしようと説教されている本人が言うのは、もうなんというか感服しました。

 もっとも、アルマンについては、「ただ立っているだけで金を貰う訳にはいかない」とか「出勤するごとに何か店に貢献すべき」のような持論を振りかざす時点で私には理解の及ばない生き物であるという結論がすでに出されています(もっと理解できないのは、あまりいい待遇ではなさそうなのにこうしてひとり頑張っているところです。ストックホルム症候群なんですか?)。これらを周囲に強要してくるところも鬱陶しいですね。これだから努力厨や成長厨は嫌いなんです。

 新入社員と兎の噂は向かい側の店舗にも広まっています。店同士は仲がいいので、一時離席の際にちょっと店を見ていてもらうこともあります。向かい側からは案外こちら側がよく見えるので、新人たちの状況は筒抜けです(アルマンの説教も聞こえるらしいので尚更です)し、アルマンは自分がいない間の様子を教えてもらっているそうです。常に監視されているようなものですね。

 そうして明らかになったことのひとつに、新入社員の退勤があります。新入社員は中番と呼ばれる閉店まではいないシフトも多いのですが、走って帰っていくそうなのです。もちろん、まだ開店中ですから、店の中や通路には一般客がいます。

 アルマンはこのことも問題視しました。そして、これまでのことから学んだのか、ただやめるように伝えるのではなく、「オーバールックの本部から苦情が来ている」と嘘を吐きました。この話を聞いたダーウェントも乗っかり、店長の立場から援護射撃したそうです。

 さすがに効果があったようで、以降は走らなくなったといいます。私は一時的なものではないかと睨んでいますが。この話を聞いた後、新入社員が小走りというか早歩きというかで帰るのを見ましたからね。

 さて、そんな新入社員や兎は、8月の末にいつもの棚卸に直面することになります。ベテランがかなり消え、店長を除くならアルマンくらいしかまともな者がいない*5*6のでした。

 そして訪れた棚卸の日、私とペアを組むことになったのは、初めて棚卸を経験する本社の若い女でした*7。つまり、今回の棚卸において私は教える側でした。私にその役を与えなければならないくらいの危機的状況です。

 女は、とても真面目に働いてくれました。私の指示を仰ぎ、言われたことをこなし、教えたことはきちんと覚えました。間違いなく私よりも年上ですが、言うなれば「いい後輩」だったのです。

 本当にこの人が後輩だったなら、どんなによかったでしょう。新入社員は近くで経験者の社員と組み、「もっと大きな声で」と指示されています(兎は祖母が亡くなったとのことで休みました)。さらなる新人が来るのはずっと先の話でしょうが、教え甲斐のある後輩が欲しいものです。

 そうそう、いいニュースもふたつありました。まず、棚卸に追加手当が発生することになりました。参加するだけで貰えるボーナスです。遡って支給してくれてもいいんですよ。

 もうひとつは、自店や向かい側の店舗以外のスタッフと初めて会話イベントがありました。ずっとずっと昔のこと、家族でオーバールックに来たことがあったのですが、その際に妹が装身具屋で買い物をしました。

 女向けですから私とはまったく縁のないところで、妹と親が商品を吟味する間、私はひとりでいろいろ眺めていました。そして、商品の中にとてもセンスのいいものを見つけ、自分が付けることは叶わないけどきれいなものはきれいだなぁと思っていたのでした。

 そのことを思い出して品物を見ていると、店員に話しかけられました。自分が(少なくともたまには)そうしていますし、弊店はよせばいいのに寄り添った接客を掲げていますから嫌ではまったくないのですが、その質がとてもよかったのです。

 話しかけてきた店員は、幾度となくバックヤードで見かけたことがありました。普段なら話すこともない人間の肉を識別することなど不可能なのですが、この店員はとても綺麗な青い髪をしていたので、覚えていたのです。また、大きな特徴として金カムの缶バッヂを大量に付けていました。

 このことからもしや同類ではと睨んでいましたが、話してみると実際にそのようでした。オーバールックで出会った人々のほとんどは歳が離れているかもしくは波長がさして合わなかったので、新鮮な出会いです。

 そういえば、ここでは同じフロアにある店同士の交流会があるはずでした。春くらいにその予告があったものの、それ以降の延期に次ぐ延期の末、9月にパーティーがあるということでまた話が来ていました。その話は、最終的に中止の連絡が来たのでそれでおしまいです。この蒼髪の君だけでなく、店自体が気になるようなものもあるので、ぜひ交流は深めたかったのですが、残念な限りですね。

 

 

 

<Steam>

 『Despotism 3k』というゲームが無料配布されたため、遊んでみました。これは人工知能によって人間が管理された未来、その人工知能となるリソース管理ゲームです。人間たちを管理して、施設を運営するのです。

 施設には、休憩中の人間を入れておくための装置、ハムスターの車のような(もちろんそこで走るのは人間たちですが)発電装置、人間をペアで入れて交尾させる繁殖装置、ハンバーガーか何かを作るための食糧生成装置、そして人間を放り込んで融かすことでエネルギーと食糧を生み出すリアクターといった5種類の装置があります。プレイヤーはアームを動かして人間を移動させ、それぞれの装置を動かすのです。

 一定時間ごとにエネルギーや食糧がまとまって消費されるので、それらを切らさないように人間たちを働かせなければなりません。次第に施設維持に必要なエネルギーは増えていくので、それを賄うために人間を殖やして装置へ放り込み、さらに装置も拡張してより多くの人間を働かせます。操作が多くなればアームの処理能力にも限界が訪れるので、アームを増やして追いつく必要もあります。

 このゲームの特徴のひとつが、たびたび起こるイベントです。それぞれに対し、プレイヤーはAIとして対応を選択しなければなりません。イベントの内容も選択肢も、ユニークで面白い文章なのが楽しめます。

 もっとも、イベントのほとんどは選択肢によって結果が変わりますが、どう転んでもマイナスというイベントも多くあります。プレイヤーができるのは、損害を抑えることかどの施設や資源を犠牲にするか選ぶことだけです。マイナスとマイナスを比べる負の葛藤です。この点はそもそも厳しめな施設の家計をさらに難しくしており、ゲームとしての難易度は高めかもしれません。

 結局、トロフィーが解除されないイージーモードをプレイしました。その甲斐あって完走はできましたが、これを本来の難易度でできる気はしませんね。いらない人間をエネルギーと肉に分解すべくリアクターに放り込む時のとぷんという音は好きになれました。

*1:池の中からではなく地面から水が噴き出すタイプです

*2:これは非常においしいものです。ぜひ買いましょう

*3:教室を借りてひたすらパレードやショーのダンスをみんなで練習する会です

*4:なお、それと同じくらい多くの場合、相手はただキレる相手が欲しくてこちらへ話しています

*5:ベテランはもうひとりいましたが、夜にはいないので棚卸は未経験です

*6:そのふたりと私、そして新人たちで全部です

*7:通常、棚卸は経験者と未経験者のペアで行います