ウルリヒトゥレタス

皐月川納涼床

刑務所経営のすゝめ

f:id:idea427:20201011004713j:plain

いつも通りsteamを起動したらPrison Architectが5周年を迎えたらしく、数日間の無料プレイとセールをしてたので今回はその紹介をします。サマーセールの記事でも書きましたが、今回はもう少し詳しく書いてみます。気が向いたらぜひ無料プレイで体験してみて下さい。あと刑務所交換待ってます。

 

 

ひとことで言えば、刑務所を設計&運営するゲームです。

チュートリアルを兼ねた短めのストーリーモードとサンドボックスモードがあり、サンドボックスモードでは資金の制限やゲームオーバーなしで遊ぶこともできます。

 

刑務所には必要な施設というものがあります。囚人を閉じ込めておく独房、彼らのための食堂、そこへ食べ物を供給する厨房、刑務所内全ての電力を賄う発電所、水を送り届けるポンプとかとかとか。それらの必要な施設や機能を全て備えつつ、同時に強固なセキュリティや導線、スタッフや囚人にとっての快適性をカバーした刑務所の建築を目指すことになります。

f:id:idea427:20201011004747j:plain

ついうっかり死体の山を築いてしまった

一旦刑務所が完成したら、いよいよ囚人や職員を刑務所に入れて運営開始です。すると、きっとすぐに上手くいかないところが出てくるでしょう。囚人はすぐに互いに殴り合い、物流は滞り、脱走者や死者も出るかもしれません。でも心配することはありません。運び出された死体の代わりはいくらでもやってきます。そのたびに対策を練って刑務所を改良していくのです。囚人を受け入れ始めた後であってもいつでもいくらでも改築や建て直しができます。長く円滑に運営を続けていれば資金に余裕が出てきて、その資金で新しい要素をアンロックしたり土地を購入することもできます。こうしてあなたの刑務所は発展していくのです。

 

このゲームの最大のポイントは自由度とトラブルです。

ただただ多くの囚人を収容することを追求してもいいし、芸術的な建築を目指してもいい。ガッチガチの警備体制にして武装警備員を徘徊させてもいいし、人権を尊重した快適な環境で社会復帰を支援してもいい。どんな刑務所を目指してもいいのです。あらゆる方針が建築と運営共にあなたの自由なのです。今の刑務所に飽きれば、売却してその金を持った状態でまた1から建てることもできます。

そして、どうやったってトラブルは発生します。市長からの無茶な要求、厨房や発電所の火事、幸運にもショットガンを手に入れた囚人の暴動。それらに対応し事後処理に追われながらも次はいつどんなトラブルが起こるのか楽しみになってきます。これがこのゲームの醍醐味です。トラブルの発生は一応オフにもできますが、オンにしておくのがおすすめです。

f:id:idea427:20201011004845j:plain

厨房から出火した様子。この後左上の職員は焼死した

オプションも豊富です。先程のトラブルが発生する職員のニーズや温度の概念といった管理すべき要素を増やしたり、刑務所が広くても大丈夫なように全員の歩く速度を倍にしたり、やってくる囚人全員が看守を簡単にひねり殺せるパワーを持つようにしたりと飽きさせません。DLCも複数販売されており、最新のものでは孤島に刑務所を建築できます。Steamワークショップにも対応しており、先輩刑務所長たちの傑作を実際に運営してみてその創意工夫を学んだり独創的なMODをインストールすることも可能です。それこそ無限に遊べるのです。

 

いかがでしたか?思い通りにいかないことに対してそれでも創意工夫で立ち向かうことや機能を追い求めた建築、自分だけのロールプレイといったものが好きな人には刺さるゲームです。今回は試すだけにしておいてハロウィンセールで購入するのもありでしょう。

store.steampowered.com

[2020] 10月に書く、9月の生存報告

夏はまだ終わっていないとオンライン授業中にかき氷を作って食べて過ごしていましたが、もうハロウィン関連のものがそこらへんに現れ始めたので負けを認めました。秋です。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。今回も先月を振り返る記事です。

 

 

 

・学校

まさか後期が始まって3日で単位を落としそうになるとは思いませんでしたが、今のところはステルス課題をひとつ落とした程度で済んでいます。ちなみに、以前の記事で書いた事象の後、空いた単位枠に別の授業を入れようと思っていましたが気がついたら履修登録期間が終わっていました。16:59までってなんなんでしょうか。

後期になった途端にリアルタイム式の授業が増えました。いつか寝坊する可能性が濃厚です。その中でひとつ、体育のみ対面式を選択できました。友達100人作るのも悪くないと軽率にも対面式にしたところ、第2回の授業が現地でのオリエンテーションでした。体育館で集まって話を聞くだけのシンプルなものです。初対面の先生のはずですが、先生とやけに親し気な陽キャがいます。再履修組かとも思いましたが、どうも同じ1年のようです。実に不思議です。ミス(ター)コンの時もそうでしたが、やはり私の知らないところで世界は回っています。

その話も終わり、出席確認の時間がやってきます。初回ということもあり、学科毎に読み上げられます。

 

先生「学科Aの人ー」(手を上げる学生たち)

陽キャはここだったことがわかりました。なるべく距離を取ろうと決心します。

 

先生「学科Bの人ー」(手を上げる学生たち)

男はほとんどここだったことがわかりました。理系学部なので多分分かり合えません。

 

先生「学科Cの人ー」(手を上げる私&残りの学生たち)

どうやら女が優勢です。男は私の他には赤服を着た奴ひとりのようです。

 

 ふと左を見れば、女がすーっと寄り集まっています。先程私の後ろにいた女が私の左前にいた女に「同じ学部だよねーよろしく」と話しかけ、ものの数秒でコミュニティが完成しました。しかし、私の後ろにいた女がどう考えても同じ学部だと認識しているはずの私に話しかけてくる気配はありません。「C学部の女」コミュニティは驚きの速さでA及びBと合併し、みるみるうちにキングスライムに成長しました。敵タイタンが数で有利。パイロット、撤退を。

ならばよろしい。さっきの赤男と今のをやればいいのです。1vs1なら数の上では平等です。そう思い右を見てみると、彼はすでに陽キャどもと打ち解けているようでした。こちらでも彼らは閉じたコミュニティを作り、なぜかこちらへは話しかけてきません。確かに彼らは初対面のはずです。私と何が違うのでしょうか。私から数メートルのところにいるふたりの男だって互いに話し込んでいるだけです。もしや、私は認識されていないのではないでしょうか。

 

 男A「オンラインで面識ないと友達作りにくいよなぁ」(こちらをそっと見ながら)

 男B「接点もないもんなぁ」(こちらをそっと見ながら)

 

杞憂でした。

私が既に内容なんてとっくに把握したシラバスを読み込んで孤独に耐えていると、陽キャと赤男の会話が聞こえてきました。そういえば、陽キャは我々の学部名が読み上げられた際に「どんなことやるのー」とか言ってました。これなら私も加われるやもしれません。マイナーめな科目を取っていましたから、話が被るリスクも低いはずです。第一印象で陽キャとは関わるまいと思いましたが、ここで会話に入り込み彼らの人となりを知ればその頑なな防御甲冑もアーマーテイクオフ、話してみればいい奴かもしれずひょっとしたらそいつを起点として人のつながりが広がっていくかもしれません。小学生の頃の同級生たちを特定する時に使った、まず本名で登録してそうな陽キャを見つけ出しそこから芋づる式に特定していく手法と同じです。さぁ、彼らはどんな話をしているのでしょうか。

 

陽キャ「そういえばここに同じ学科の奴いないの?」

 

思っていたのとは違いますが、いい展開です。ここで赤男が「そこにいる人も確かそうだよ」「おーい、君も学部Cなの?」となればしめたもの、大手を振って見事コミュニティ入りが果たせます。「さぁ⋯」「みんなー、C学部の人手を挙げてもらっていい?」となっても私の勝ちです。いずれにせよ、「あ、君もそうなんだ!よろしく」となること間違いなしです。

 

赤男「いないっすね」

 

 断言されました。みなさんは自分で確実にはわからないことについて聞かれた時、断定を使うでしょうか。私なら使わないと思います。しかし、信じられないことですが、彼は使ったのです。奴らの話はすでに「帰りに学食と生協よろうぜ」にシフトしています。「は?いるが?」と入っていくのも難しい状態です。その後はそっとひとり体育館を抜け出し、神バハをしつつ帰りました。

次の週は体力テストでした。当たり前のように授業開始のチャイムと共に校門をくぐり抜け、グラウンドに向かいます。幸い、まだ授業は始まっていませんでした。準備体操を終え、アップ(300mは長すぎると思います)を済ませ、今日の流れがアナウンスされました。50m走→ハンドボール投げ→1500m走とのことです。のこるかな⋯1500m走の分の体力がよ⋯とか思っていると話が次に進みました。

 

先生「ではふたり組を作って下さい」

ワッ(即座に横に座っている知り合いとペアを組む学生たち)

ELIMINATED!(取り残される私)

 

こんなテンプレみたいな台詞を大学で聞くことになるとは思いませんでした。この後はやっぱり先生と組むのでしょうか。それとも、さっき紹介されていた手伝いの上級生(女)と組むのでしょうか。どちらにせよ、いい展開とは言えません。結局、男がひとり私と組むことを申し出てくれ、FALLせずにすみました。ラウンドクリアです。彼もひとり故に波長が合ったのかもしれないと思っていましたが、後に彼は普段3人組でいるらしいことが判明しました。やはりひとりなのは私だけのようです。

どの種目も高校の頃における記録は覚えていませんが、50m走もハンドボール投げも1500m走もそれよりずっと下の記録であることは間違いありません。1500mよりもよっぽど長い距離を走らされたこともありますが、今は確実に完走できないはずです。肉体の劣化はかなり深刻なのです。誰かひとりくらいは追い抜いていたはずの持久走ですが、いつの間にか最下位でした。上級生(女)や先生たちに「がんばれー」とか声を掛けられもう走り終わった人々の視線を受けながらゴールするの、かなりのダメージです。肉体的にも精神的にもかなりのダメージを負い、まだ筋肉痛が消えません。この日もひとり神バハをしつつ帰りました。ちなみに追い抜いたはずのひとりはリタイアしていました。次回は室内種目とのことです。長座体前屈で測定係を驚かせるくらいしか楽しみがありません。記録1桁台も狙えるでしょう。

 

 

 

・アルバイト

未だに見つかりません。9月にはとうとう映画館の募集が出され、ふたつ応募しましたがどちらからも祈られました。片方では集団面接の場に放り出され、ポケセンでのアルバイト経験持ちや既存のアルバイトとの知り合いというふたりと比較されるはめになりました。年末年始やGWにもほとんど入れると書きましたが、アルバイト経験なしが響いたのでしょうか。それともスニーカー履いてったことや爪が長めだったことが原因でしょうか。原因くらい教えてほしいものです。

そっちはまぁいいんですが、もう片方のTOHOシネマズ池袋が曲者で、各種データを送っただけで落としたところも嫌な感じではありますが、応募から4日以内に面接に進んだかどうか送ると記載してあったくせして全く送ってきません。お問い詰めメールを送ってはじめて連絡が遅れてましたと落選通知が届きました。しかも不採用の場合は再応募まで3カ月のCTを挟まないといけないらしいです。そろそろ映画館でのアルバイトを諦めた方がいいのかもしれません。かといってもはやどこ行っても落ちる気しかしませんが。大学に入る方が簡単だったような気もします。

 

 

 

・Fallguys

前半ゆるく過ごしたつけが回ってきまして、ランク40到達が少し危うい状況です。現時点では3勝しました。クラウンマウンテンなんかは勝ちの目が薄いので、クラウン装備を複数つけてる奴を道連れに滅びたりしてます。猫のスキンと紫っぽいグラデーションのスキン持ちへは特に殺意で接するようにしています。

FallguysはプレイしていてもPS4本体から異音がしにくいのも高評価ですが、たまにショーが終わっても報酬がもらえないことがあります。次回ログイン時に付与とのことですが、これ何か受け取る操作をしないともらえないんですかね?自動付与された気がしないんですが。

 

 

 

・天華百剣 -斬-

このゲームについて話すのは初めてだったと思いますが、ご存知でしょうか?私は1年くらい前からやってるんですが、不満は機能しないピックアップと新キャラを引ける期間が短いこと程度です。UIも以前の方が好きですが、軽くなったのとトレードオフなのかなと思っています。ガチャに影響しない純粋な人気投票や割と自由に書けてプロデューサーレターでも拾ってもらえるアンケート、季節行事を逃さない豊富なスキン実装あたりはとても良い点です。特に「██はできないのか」「██を実装してほしい」のような意見に対しては技術面での実現可否や進捗などをきちんと答えてくれたり実装時期を明確に示してくれるところはサイゲに見習ってほしいところです。スキル餌銀行、せめて半額中にどうにかならなかったんですか?今のところ、私の中ではジョジョSSと共に良心的ソシャゲ運営として双璧を成しています。

天羽々斬、出ませんでした。ハロウィンは回避できそうなので、天羽々斬や[給]七星剣の復刻に備えようと思います。天羽々斬を追う際に手っ取り早く石を集めるべく剛剣八破超級のノーダメージクリアを狙いましたが、毛利とサダのおかげで30分くらい試した末にクリアできました。道中は毛利で遠距離から撃破&金棒はカウンターで始末し、要石防衛戦はサダの奥義や無敵時間が長い技の連発で時間を稼ぐ戦術が上手くいきました。毛利のカウンターが無ければ無理だったと思います。

そういえばこのゲーム、プリヤはじめいろいろコラボもしてるのでみなさんもやってみませんか?なのはとフェイトってキャラ、コラボだから弱そうと思ってましたが超射程レーザーの火力が圧倒的なのですっかり見直しました。「銃は剣よりも強し」を刀剣擬人化ゲームでやるのはどうなんでしょう。

 

 

 

FGO

他のイベントと重なったのをいいことに箱イベをほぼやってません。せっかく宝具2にしたキャストリアも青いの赤いの黄色いの全て足りずにスキルレベルが1/6/10です。どうしようもないかなと思いましたが、結局妹にパーティ組んでもらって最後に少しだけ回ってます。妹は500箱開けたらしいです。聖杯戦線は安全なルートを攻略サイトで調べて終わらせました。

 

 

 

・コンパス

9月シーズンはボーダーが低くてやりやすかったような気がします。きっとみんな神バハ9thで忙しかったのでしょう。初めてシーズンカードを手に入れました。過去のシーズン報酬カード限定ガチャとかだったら課金していいと思うんですがどうしてやらないんですか?

ギルティギアは原作を格ゲーらしいということしか知らないんですが、こんなキャラばかりならオールスターバトルとかアイズオブヘブンやってた方がマシだと思います。夫妻がすっかり嫌いになりました。妻はリスに体内から喰い破られてほしいし夫は四肢を削がれて物理的に動けなくなってほしいですね。子どものことは知りませんが、どうせろくな奴でないのは確かです。

久しぶりの更新ですが、嫌いなキャラランキング(ギルティギア追加版)です。

 

殿堂入り: ペットショップ

1位: 赤メスガキ(射程・頑張ろうねって努力の強要をやめてほしい)

2位: 黄ボカロ(サポート型にふさわしい火力を考えてほしい・声が耳障りで頭痛がする)

3位: 狐(カウンターをカウンターで返さないでほしい)

4位: 運命の車輪(火力・宝具発動がわかりにくい)

5位: カイ(突進には飽きた・構えが嫌い)

 

 

 

・神バハ

9thイベントお疲れ様でした。今回もなかなか無茶な走り方をしたと思います。ストーリーも良かった一方で当たり前のようにいらない新要素もあったので、初めて正攻法で走った錬金イベと共に別の記事で話そうと思います。

また、去年までは最上位ランカー報酬か抽選でしか手に入らなかったリアルカードセットですが、今年はなんと通販でした。しかも内容も公開されるという親切さ。来年もこうだといいのですが。恒例のサイン色紙プレゼントもありましたが、いいかげんTwitterでやるのはやめてほしいと思います。今年は新メインキャラに鬼滅声優(たぶん)が起用されていたこともあって、騎士に非ざるものどもが多かった説、あるのではないでしょうか。次回はサブ垢を100こくらい用意してやろうかと思います。以前騎士に非ざるものに当選してるのを見たことがあるので⋯。「10000くらいで売ってくれませんか」とか送ればよかったんですかね?

 

 

 

グラブル

ついに闇ソルジャー用の弾が揃いました。光用の弾も2発揃えましたが、汎用弾は複数セット作るべきなんですかこれ?これでCPクエが回りやすくなる⋯はずです。これまでは時速3/LC程度でしたが、さらなる向上を期待します。他の使いみちは知りません。メタトロンアーカーシャは総統編成でやってますが、もうちょっとパワーが出せるようになりたいものです。

バブ・イールの塔は最終戦以外全てクリアしました。高難易度で光闇の出番が多めだったことにも助けられましたが、先制大ダメージ以上のHPを確保できない土パで主人公が回避するのに賭けるガチャをしたり、ロビンフッドが必要らしいけど水の弓なんて持ってないので急遽シグルズの弓を作って上限解放もしないまま投入したりとかなり曲芸をしつつなんとかなりました。ランク178にもなって光以外マグナ3凸でもどうにかなるもんですね。次はロンゴミニアドなるものを作りたいのですが、それには光の六龍を倒さねばならないらしく、どうしたものかとなっています。やはりセレマグ系統を4凸しアバターの杖を揃えるしかないのでしょうか。

アーカルムはあまり進んでいませんが、残りの賢者を進めるためにはバアルやらなんやらのアニマを集めなければならないらしいことがわかりました。このシリーズのアニマって圧倒的に足りないんですがどうして売ってくれないんですかね。アーカーシャの鍵と交換してほしいです。

落単RTA

後期履修登録は終わりましたか?

前期では仮登録期間に何もしなかったので、新入生向け選択科目がことごとく定員になった頃にやっと適当に決めて提出しましたが、結局落としたのは必修の非選択科目ふたつでした。原因は出席及び課題提出数の不足と、試験の寝過ごしによる欠席でした。

後期の履修ですが、初期段階の残り履修可能単位数は7つでした。奇数になった原因は前期と後期に分かれているロシア語を前期で落とし後期が取り消されたためです。後期のみの授業で単位数1の科目はないっぽいので、履修できる科目は3つまで、ということになります。

 

さて、ここに必修科目Aがあります。

 

科目A

単位数: 2

時限: 2

キャンパス: α

領域: 必修

登録: 自動(登録済み)

形式: オンライン

削除: 不可

 

今回はこの科目Aを落としていきます。その際に必要となるのが科目Bです。ついでにスコアを上げるため科目Cも履修登録します。ステータスは以下の通り。

 

科目B

単位数: 2

時限: 3

キャンパス: β

領域: 選択

登録: 手動(サイト1で仮登録後提出した課題文による選考式)

形式: オンライン

削除: 決定後は不可

 

科目C

単位数: 2

時限: 4

キャンパス: α

領域: 選択(資格取得に必要)

登録: 手動(サイト2で登録)

形式: オンライン

削除: 可

 

迅速かつ確実に落単を確定させるため、履修失敗シナリオを狙います。手順は以下の通り。

 

 

① 科目Aが登録されていることと各科目が同じ曜日の連続した時限に位置することを確認する

 

② サイト2から科目Cを登録

 

③ サイト1から科目Bを仮登録

 

④ 科目Bの課題文を提出

 

⑤ 科目Bの履修を確定させる

 

⑥ 科目A科目Cが自動で履修登録から外れる

 

⑦ タイマーストップ

 

 

各手順の解説です。

① 後述のバグを利用するために必要です。

② 登録及び落単の手間がほとんどかからない上に非必修とはいえ単位取得に必要なので高スコアを狙えます。

③ 本来違うキャンパスの授業を連続して履修することはできませんが、科目Cとは違うサイトから仮登録を行うことで登録が可能というバグを利用しています。この方法ならエラーも発生しません。

④・⑤ 科目Bの履修確定は必須条件です。なお、ここで最も時間を取られます。

⑥ 本登録されたことにより初めてシステムに認識され、本来削除不可能の科目Aが削除されます。この際、科目Bの「決定後は削除不可」という性質を利用しています。また、科目Cも同時に削除され、この科目A科目Cでは仮登録バグが利用できないため履修失敗シナリオが確定、必然落単も確定します。

⑦ タイマーストップ。お疲れさまでした。

 

違うキャンパスの授業は連続して履修できない」、「選考式科目は履修確定後削除不可の性質を帯びる」のふたつの性質と仮登録バグを利用して履修失敗シナリオを使う方式でした。所要時間は④~⑤にかかる3日程です。

 

 

 

 

 

以上、早すぎた落単の記録でした。正直こんなに早く落単できるとは思ってもみませんでしたが、システムって不思議なもんですね。カードゲームで途中退席を利用した時間切れを狙う作戦やそれへのカウンターとして相手デッキから1枚盗む作戦、コロナ禍での接触禁止を利用した確殺コンボといった普通注目されないシステムの抜け穴を見つけたりその利用法を思いつく人ってすごいと思います。知らない間にやっちまったというショック半分、思わぬ抜け穴を見つけた妙な喜び半分でした。

その後、教務課だか学務課のお問い合わせフォームに連絡してみました。グラブルのお問い合わせより先に大学にお問い合わせすることになるとは思いませんでした。

 

私「こうなったんですが2限と4限履修できる方法ありませんかねこれ」

あっち「3限消したので自動登録の2限が復旧しました。4限は自分でやってね」

 

3限消せなんて言ってないんですがそれは⋯。

消せない3限ですが、あちら側で操作が行われきれいさっぱり消え去りました。あっさりしたものです。科目Bの教授名控えておいていつか謝罪のひとつでも入れようと思います。オンラインならではのバグ(?)によって引き起こされた事態でしたが、せっかくオンライン授業なのだからキャンパスによる制限や同コマによる制限を撤廃して履修できるようにしてもらいたいものです。というと勉学に熱心な学生みたいで気分悪いですね。

それは贖えない罪の再演、或いは墓標の再生産 その②

※これを書いてたのもやっぱりミスフェス終了直後ですので古い情報が含まれています

前回では989位入りした際の動き方や準備について記しました。おそらく無駄のある動きをしてるので、確実なのはトップ層の人にマシュマロ投げて聞くことだと思います。第2部ではこれまでの育成カードたち、そして今回のエヴァミアから得られた反省を戒めとして残しておきます。育成の失敗(特に復刻)は本当に取り返しのつかない罪なので⋯。

 

・育成期間の確認

初歩的すぎて呆れる他ありませんが、ある程度走ったのに育成期間を忘れていて育成しないまま終わってしまった、という事例を複数回経験しています。できればイベント中に着手することを心掛け、せめてイベント最終日の翌日には遅くとも終わらせておくべきでした。報酬受け取り期間よりもずっと短いことに留意しておく必要があります。

 

・必要アイテム数の計算

ページ下部の「公式サークル」にあるトピック一覧の中から開催中のイベント名を選択すると、きっとそのスレの中に育成表が出てきます。これはたぶんトップ層が作った各レベルまでの必要エレメント数やタイプ変更までに必要な書の数が示されている表です。ありがたくDLし、エレメント数が足りるかどうか確認しながらイベントを進めていきたいところです。また、功防の書(少し前までは功と防で分かれていました)は30000程必要なはずです。

 

・早期に慎重にタイプを決定

カードのタイプは早めに決めておくことをおすすめします。第一に、書が1000ずつしか入れられないので特化型にする場合は思ったより時間がかかったりします。書も足りてるしと思って最後に回すのは危険だと思います。第二に、取返しがつかないので時間に余裕がある時に落ち着いて操作するべきです。育成表を何度も確認し、それぞれに割り振るべき数をきちんと達成する必要があります。今回はここで比率を間違えて死にました。そして第三に、スキルがタイプに左右されます。「バランス」タイプでスキル抽選を行うと功/防のスキルしか出ないので、「攻撃」タイプにしなければ功単体スキルは出ないのです。これを忘れて虹の書を使うと悲惨です。虹の書については後述します。今回はこれでも失敗しました。というか妹に後から教えられて知りました。

 

タイプ決定後に虹の書を使う

タイプは決定しましたか?しましたね?ほんとに?

技の書の使い道は多めで、しかもそのほとんどは必要個数が予想できません。そこで、まずは果てがある使い道を潰しておくべきでしょう。最初に系統を選択します。そのカードが元々持っていた系統にどれかひとつを任意で選択し、プラスで付与することができます。エヴァミアは世界獣として生まれたのでビーストを付与しました。ここまではよろしい。

次に、スキルを決定していくわけですが、スキルには4種類あってそれぞれ「カードバトルで発動するメインのスキル」、「カードバトルで発動するダブルスキル」、「ぷちキャラのタイプに応じて発動するスキル」、「ぷちキャラのエレメント属性に応じて発動するスキル」です。この中でもひとつめのスキルだけは500回抽選後に1回だけ任意で選択したスキルを確実に付与できます。欲しいスキルが絶対に手に入るわけです。ここで選択対象になるスキルはタイプに左右されるので、タイプを選択してから抽選を始めるべきです。タイプ選択済みを確認し、正しいスキルを選択しているか何度も確認してから確定を押すべきなのはこの虹の書が1回きりしか使えないためです。もう500回抽選しても使えないのです。ついでにいえば、タイプを変更しても付与済みのスキルはそのままで変化しません。「バランス」でフィメイルの功/防アップを選択→「攻撃」に切り替えるという動きをしてもフィメイルの功アップにはならないのです。

 

・余ったスキルを抽選する

他は深い深い沼ですから、余った書で重要性の高い順に出ればいいなくらいの感覚で割り振るといいと思います。虹の書=天井、果てがないので⋯。書がいくらあれば足りるのかは誰にもわかりません。カードバトルとぷちキャラどちらかのみを選んだり妥協するのも大事かもしれません。スキル一点狙いとヒヒイロカネ、どちらが出やすいか怪しいところです。前なんかのバハムートを撫でたらヒヒイロカネをくれたのでたぶんヒヒイロカネの方が出やすいと思います。

 

・受け取る

受け取りボタン押さないとどうなるのかはわかりません。虚空に消えるのかそっと送られてるのか⋯。押しておくに越したことはないと思います。

 

結論: 早めに手を付けよう

 

結局これに尽きるんですよね。時間的余裕があれば取返しのつかない操作ミスに至る焦りも生まれにくくなり、その精神的余裕が冷静な思考や計画を可能にするわけです。イベント期間中であれば計算の狂いで生じた不足分資源も回収に行けます。迷いや不明点が生じても、コミュニティやサークルが比較的活発でしょうから質問できるかもしれません。

考えてみれば万事そうです。遅くに手を付けるメリットがなければ早くに手を付けるべきなのは至極当然のことです。そして、後に回すことで数えきれない損害を被ってきたのも事実です。さっき復刻ロボミZで壊獣スキンを回収し損ねました。サイド入りで3つともせめてトレジャー交換で取れるようにしてくれることを祈る他ありませんが、あまりコレクターに優しくないグラブルのことですから不安です。ルシファーがくれる青いミルククラウンみたいなやつまでなら出せますが、ルビーサファイアのじてんしゃみたいに手元に同時に置いておけるのがひとつだけにならないかも心配です。高校で担任の先生から明日やろうは馬鹿野郎と教えられましたが、せめて趣味においてはその損害を無くしたいものです。単位は既に2つ落としたのでもう遅いものとします。

下らん個人の反省は置いておいて、育成で気を付けるべきことをまとめると①期間や必要アイテム量などの情報を把握する取り返しのつかない要素に留意する資源を順番に注意して投入するになります。少なくとも「タイプを決定してから技の書を使う」、これは覚えておくべきです。

 

さて、何度か書いていたライト版疑惑、神バハは基本的にそっと初心者に優しくない改変(かつては育成カードのレベルが上がる毎にランダムなアイテムが貰えたり共有SRを殴ると「お礼」として記章を相手にプレゼントできていたような⋯)をしている気がしますが、なぜか今回はライト版、つまり難易度が低下していたような気がするのです。たしか、少し前の育成イベントではレベル上限が110だったように思うのですが、今回の育成限界はレベル100でした。でもスキルは神撃+になってましたし、もしかして従来ではレベル110で享受できた恩恵がレベル100で享受できるようになったのでは?もちろん復刻だった今回のみの措置ということも十分に考えられますが、これが恒久的な変更だったならいいなと願ってやみません。

いよいよ神バハ9周年も近づいてきました。フルボイスを止めた代わりにひとつのイベントにキャラをわんさか盛り込む熟練の技術をまた披露してもらいたいものです。季節ボイスを切ったグラブルもこっちの方向で季節シナリオを展開してくれたらなーとか思ってます。

 

 

 

 

ここまで読んで頂いたついでに、神バハの推しふたりを覚えて行ってくれると嬉しいです。6周年イベで初登場した世界獣のひとりで、その後も8周年イベでの母レトラフィアや兄姉と再びの共演や4コマでのホムンクルス勢との共演を重ね、とうとうバレンタインverも実装されたエヴァミアと、当初は敵対勢力で、イベントを重ねる内に存在意義が揺らいだり割と不幸な目に逢いながらもやがて憎悪を抱えなければ生きられない宿命と対峙するツヴァイをよろしくお願いします。よろしくお願いします。

それは贖えない罪の再演、或いは墓標の再生産 その①

※これ書いてたのミスフェス終了の翌日です

やっとこさ復刻ミスタルシアフェスタが終わりましたね。神バハのイベといえばだんだん初心者を切り捨てる方向に急速回頭していることで有名ですが、今回の育成イベントではあろうことか過去のイベント育成カードを3枚抱き合わせで復刻するという暴挙に出ています。しかも、アニバの復刻で初登場だったエヴァミアはまだしも他のふたりは未復刻イベの報酬です。彼らのイベは復刻する気がないのでしょうか。その中からひとりしか選べないという苦行でした。推しがエヴァミアとツヴァイなのでかなり悩みましたが、結局神バハ運営にもライトサイドの心が残されていることに賭けてエヴァミアを選択しました。復刻broken dollをちゃんとやってくれると信じています。

さて、育成イベはこれまでに幾度となく経験してきましたが、そのたびにシステムへの理解度や資源の不足などの原因により戦力的にはさほど期待できない不完全体を生み出してしまい、プレゼントボックス(期限なし)に埋もれさせることを繰り返してきました。今回復刻されたエヴァミアの初登場時も例外ではなく、圧倒的な要求資源量の前に力尽き、完凸は叶わなかったのでした。これまでに得られたノウハウや貯めた資源を投入し今度こそ究極生命体の推しを作ろうと挑んだ今回のイベントでしたが、今回もまた完全体には至らずに終わってしまったのでした。3度目の開催はないでしょうから、2枚の完全体には至らなかったエヴァミア以外に育成エヴァミアが手に入ることはまずありえません。挽回のチャンスが与えられることはないのです。プレゼントボックスから引き出した2枚目のエヴァミアをデッキにセットしつつ(完全体ではなくても現デッキでは主力になれたので)どうするべきだったかを書き残しておきますが、それは第2部に回すとして第1部では今回のイベントにおける唯一の明るめな戦果、初の1000位入賞について触れていきます。熟練騎士からすれば、1000位入賞程度ではどんぐりが何かしてる程度にしか映らないでしょうけど、グラブルやシャドバから来たよって方の参考になれば幸いです。あと、いくつかミスもあるのでそこは同じ轍を踏まないように注意して頂ければ。

まず、基本事項を確認します。神バハの育成イベントは予選(開始日15:00-翌日23:59)と本選(さらに翌日1:00-さらにその11日後23:59)に分かれており、予選を第1ラウンドとして第12ラウンドまで行われます。つまり、予選が1Rで本選が11Rです。古戦場と違ってインターバルはありません。予選終了時の上位1200パーティが本選に出場します。本選開始後には毎日上位100パーティが翌日から本選に参加できます。

育成には「エレメント」、「技の書」、「功防の書」が関係し、それぞれレベル上げ、スキル変更、タイプ操作に使用します。これらは特攻カードをセットすることで入手数にボーナスを得ることができます。

 

①入念に資源を蓄える

古戦場は汁(&粉)とパーティ、時間と生命エネルギーがあれば走れますが、神バハの育成イベはそうはいきません。集めるものにはそれぞれ以下の役割があります。必要かどうかを判断して、気長に集めましょう。

・緑汁(何をするにも必要)

・緑粉(貢献度を稼いで順位を上げたいなら必要)

・青汁もしくは紫粉(特攻カードを買い揃えるのに必要)

・石もしくはセットガチャチケ(イベ粉を集めるのに必要)

・強いデッキ(貢献度を稼ぐのに便利、攻撃デッキか防御デッキかはイベによる)

 

イベ開始時には以下の物を集めてから突入するのが望ましいでしょう。

・特攻カード(育成を完了させたいなら必須、バザーで青汁もしくは紫粉を使い購入)

・イベ粉(いろいろと有利になるアイテム、石かチケで回せるガチャの付属品)

 

汁について、私は1000ちょっと使いました。粉は1000いるかどうかでしょうか。ある説ではそれぞれ2000と1500あれば安心と言われています。今回少なく済んだのはライト版だったせいではないかという疑いがあります。これについては後述します。通貨として使う汁粉は相場がわからないとどうにも言えませんが、あればあるほどよいものでしょう、育成のみが目当てなら、序盤に稼ぎ切って売却し、損害を押さえるという手もあります。セットガチャは60連分引きました。イベント内で1枚チケが入手できるので、その分はあてにしても大丈夫だと思います。デッキはこの中でも優先度が低めかもしれません。ちなみにここにある全ては最悪汁があればどうにかなります。育成だけが目的なら汁とエレメント特攻カードがあれば大丈夫でしょう。イベ粉があればかなり楽になるのは確かですが。

また、時間と生命エネルギーが必要なのは言うまでもありませんが、この段階でイベントをある程度走る仲間を作っておくと後述するチームを決める段階で便利です。

 

②前イベを走る

冷静に考えればおかしな話ですが⋯。

まず、ランキングイベが古戦場とせいぜいブレグラくらいのグラブルに比べて神バハはそのイベントの9割がランキング制であることは押さえておきましょう。もちろんクランイベを除いて、です。

後述のパーティ編成では前回の同じ形式のイベントにおける最終結果が参照されます。この順位を上げておけば「ちゃんと走る人だよ」アピールができるかもしれません。資源に大きなダメージが出ない程度に走っておけばいいのではないでしょうか。しかしイベントを有利に進めるために前のイベントから走らなければいけないシステムってどうかと思います。

 

③パーティに入る

育成イベの予選では、パーティの仲間6人で1200位の壁を突破しなければなりません。チーム編成期間中にうまいこと入り込まなければランダムなプレーヤーと一緒のパーティにされてしまいます。しかもこの選出対象には非アクティブも含まれているので、下手すれば自分以外の5人全員が貢献度を1たりとも稼いでいない、なんてこともありえます。

つまり、本選に到達するには①アクティブなプレーヤーと一緒のパーティになり協力・分担して貢献度を稼ぐか、②ひとりで必要貢献度全てを稼ぐかのどちらかです。①を達成するにはメンバーを募集しているパーティに入るか、自分でパーティを結成する必要があります。他人のパーティに入る際は、同じ程度の戦績やレベルのプレーヤーがいる所を選ぶといいかもしれません。また、申請を出したらリーダーに挨拶を飛ばすのも必須なようです。挨拶を飛ばさないと断るところも多いとか。もし断られても期間内なら別のパーティに申請を飛ばせます。また、同じ騎士団員や戦友がいるパーティを表示してくれる機能もあります。騎士団のパーティなら、いくらか下位でも迎え入れてくれるかもしれません。ちなみにさっき仲間がいると便利だと書いたのはここで自分たちでパーティが組めるからです。ひとりでも確実に走るプレーヤーが班にいるだけで負担はぐんと減ります。ただ、仲間を見つけるまでが難しいのが難点です。

②ルートを選ぶ場合、極論パーティ準備期間に何もしなくても構いません。しかもイベ粉と汁、保険に特攻カードがあればさほどハードルは高くありません。順位とボーダーを確認しつつ走れば容易に本選に到達できます。しかし、これは「共有」が十分な数あればの話です。貢献度ボーナスを積んでSRクラスの敵に粉を使うのが手っ取り早いですが、このSRを殴れる回数が少なければ必然この方法で得られる貢献度も少なくなるというわけです。その場合、ひたすらSR以下を倒して回るかライバルバトルに粉を使って勝利するかを強いられます。いずれにせよ、このルートでは資源が重めです。「どうせたくさん走ることになるから問題ないよ」とか「序盤でエレメント集めきる予定だよ」って場合で覚悟と余裕があればあまり気にならないかもしれません。

 

この3つがイベント開始時までに行うべきことですが、私の場合は前イベを7500位付近で終わらせてしまったり、ちゃんとしたチームに入るつもりが入り損ねてほぼひとりで予選を突破するはめになったり、粉の備蓄が800程度だったり、エレメント200%特攻1枚買ったらほぼ一文無しになったりとかなりガバが目立ちました。案外大丈夫なもんですね。これより下では、イベント中の動き方について記します。同じようにガバが目立ちますが、マシなところだけ参考にして頂ければと思います。

 

①デッキをセット(基本初日のみ)

手持ちのイベント特攻持ちカードから目当ての特攻を選んで3枚セットします。イベントが始まったらまずはこれをすることをおすすめします。これから走るにあたって、できるだけバフが乗ってる状態で戦った方がいいと思うので⋯。したがって、ガチャ(イベ粉&もしかしたら特攻回収)と特攻の購入及びそれらの受け取りもこの段階で済ませておくべきです。もし、イベを走ってる最中に追加で特攻を手に入れたり、特定のトレジャーが必要数集まったりしたらその都度必要に応じて置き換えるといいでしょう。

また、ライバルバトル用のデッキを組んでいなかったり長らく更新していないかどうか、チェックしておくのもいいでしょう。

 

②フィーバーを待つ

このゲームでは「フィーバー」というものがあり、雑に説明するとこれがあるとないとでは効率が段違いな感じのもので、チームのメンバーが頑張ると発生し誰かがアクティブな間はだいたい持続する性質を持っています。イベTOPから見てFeverとか出てたら発動してます。この時、クエストボタンの色は緑と黄の2パターンがあり、緑はパーソナルフィーバーで黄はチームフィーバーです。本選出場後のチームなら基本常時チームフィーバーだとは思いますが、もし起こっていなければ起こるのを待ってから走った方が効率的だと思います。また、予選などで周囲がフィーバーを起こせる程動きそうにない場合は強引にパーソナルフィーバーを起こす手もあります。その状態でとっとと本選に出て常時チームフィーバー状態で走った方が楽です。

 

③敵を知る

トレジャーデッキの準備ができてフィーバーを確認したら、クエストを回り始めます。なるべく予選段階でストーリーを終わらせておくのが望ましいと思います。スタミナの減りが遅かったりボス戦が挟まれてイラつくので。が、その前にやっておいた方がいいかもしれないことがあります。

さて、記章交換以外で貢献度を稼ぐには①普通の敵を殴る②ライバルを殴る③SRを殴る④裏クエの敵を殴るの4つがありますが、①は貢献度を稼ぐには効率が悪めで、④はいつでも殴りに行ける場所ではありません。バフを盛ってイベ粉で殴れば③が手っ取り早いもののやはり殴れる数にはどうしても限りがあります。結果、いつでも殴りに行けてしかもそれなりの効率が期待できるのは②ということになります。そして、②のライバルバトルには上位同位下位の3つがあり、それぞれ以下のような性質を持っています。

上位: 強め。勝つと戦果、貢献度、攻防の書、クォーツが同位の倍くらい貰える。

同位: それなりに勝てる。↑が少し貰える。

下位: 弱め。報酬にはほとんど期待できない。

つまり、できれば上位、少なくとも同位に勝つ必要があるわけです。また、このバトル時には粉を使うかどうか選ぶことができ、粉を使って勝つと報酬が飛躍的に増加するので粉を使いたいところです。イベ粉ではなく自分用の粉でいいと思います。負ければ当然粉を失うだけに終わるので、勝てる相手のみに使うのが理想です。

そこで、毎ラウンドの走り始めは上位を選択して粉を使わずにバトルし、勝てる相手(少なくともそれなりの確率で勝てる相手)を見つけておくことで、その後粉を使っても無駄になりにくい貢献度稼ぎのチャンスを見抜けるわけです。ひとりの相手に2-3回ほどバトルしてみてもいいかもしれません。不安なら同位でも同じことをやってみるとより安全です。

それと、この工程は貢献度に興味がなければほぼ必要ありません。攻防の書が育成に関係してくるのでやった方がいいことに変わりはありませんが。

 

④走る

勝てる相手のカードを覚えたら、後はひたすら汁を飲みながら回り、ライバルバトルになれば勝てる一番上の相手を粉で殴り(下位にはいらないと思います)、SRに遭遇したらできるだけ粉で殴って裏クエに期待するだけです。

フルオートなんてあるはずもないので、ひたすら「進む」を押すしかありません。

 

⑤デイリーをこなす

ある程度走ってれば勝手に終わるとは思いますが、デイリーを毎日完遂することは育成完了にかなり貢献してくれます。ただ、上位に勝つ系は育成にほとんど関係ないので時間がなければ無視しても大丈夫だと思います。

 

⑥SRを殴る

デイリーをこなせば「召喚陣」が3つ溜まっているはずです。3つ消費で1体SRを召喚できますが、1ラウンドに1回しか使えないので溜まり次第毎日召喚することが重要だと思います。メンバーにも共有されるので、1日の早めの時間に召喚しておけばチーム全体にとって少しは有利になるかもしれません。もしイベ粉がさほど用意できなかった場合はクエスト中に出会った方を優先し、1日の終わりに討伐数15に満たない分を共有分から粉で倒してあまりは粉なしで殴るくらいでも大丈夫だと思います。貢献度で考えれば、上位5勝とSR粉1殴りがだいたい同じか上位が多いくらいなので。エレメント面を考えた場合、ライバルバトルではどうしようもないもののある程度の特攻倍率を持ってればクエストの進行中でもそれなりの数が確保できたりもします。

イベ粉を揃えるメリット、イベ粉でSRを殴るメリットは「保障」なのではないかと思います。ライバルバトルもクエスト進行も時間や資源が喰われる上にそれらがどの程度かかるかわかりません。多少は運に左右されます。一方でイベ粉でSRを殴ると決まった貢献度やエレメントが一瞬で手に入ります。SRは本選にさえ出れば大体決まった数が毎日供給されるので、イベ粉の数を潜在的な貢献度やエレメントとして残りの目標を考えられるわけです。冷凍された資源セットを解凍しているような感覚でしょうか。

 

⑦報酬を回収する

報酬は定期的に回収しておきましょう。回収したイベ粉などのアイテムは焼け石に水程度かもしれませんが役立ちはするので。また、特攻カードやガチャチケが手に入ればその都度投入し、さらに有利にイベントを進めることができます。少なくとも召喚陣だけは毎日回収し、召喚を済ませておきましょう。

 

⑧褒賞を集める

褒賞は一部のデイリーミッションと毎ラウンドの勝利によって手に入ります。累計入手数によって報酬が得られるので、あともうちょっとで勝てそうという日は少しイベ粉を多めに投入したりしてみてもいいかもしれません。一定のラインまではエレメントも手に入るので育成面でも大きな助けになります。

 

こんな感じで走ったところ、なんとか989位に入賞できました。しばらくはおとなしく資源貯めに勤しむつもりです。さすがにエヴァミアもツヴァイもしばらくは新規育成開催はないでしょうし。そうであってほしい。

 

しかし問題はこの後です。貯めたエレメントや書をありったけ推しに投入する時間です。これはその②に回しますが、育成が中途半端に終わってしまった原因は何なのか、あるとすれば次回別の育成イベントで注意すべきこととは何かを考えてみます。イベントがライト版になっている疑いもそちらで。

[2020] 9月に書く、8月の生存報告

気がついたら1カ月記事を投稿してませんでしたね。下書きだけ書いて画像貼るの面倒だなと思ってそのままにしてました。さらに言えばこれも9/1に書き始めてます。今回は8月に何してたかを書いておきます。

 

 

 

・アルバイト

4連続で落ちました。うちふたつはまぁ仕方ないと思いますが、ローソンの方は名前と生年月日を述べる数秒の動画を要求され送っただけで落とされました。ベローチェは1週間後に来るはずのメールが未だ届きませんし今日店の前を通ったらまた求人の張り紙が出ていました。次は試験監督に応募してみようと思います。

 

 

 

・単位

試験に寝過ごしたロシア語でひとつ、出席率と課題提出率がかなり低い講座でひとつでとりあえずたぶんふたつ落としました。ついでに落としたロシア語の後期が取れないので未来でも単位を落としています。

 

 

 

・舞浜

海に2回と陸に1回行きました。おかげでアズレンの周年福袋代にも困る有様です。スタツアのEP9コンテンツは、特にエクセゴルのABXY+スタスピの総攻撃がなかなか良かったと思います。ソアリンには初めて乗ったんですが、重要人物らしき女性が飛行機械を作ったらしいところまではわかったものの、その隣やアトラクションのいたるところにそっと潜んでいる鳥が何者なのか、女性は100年前の人物らしいけど鳥は100年前から生きている怪鳥なのか、いろいろアナウンスするおじさんは何者なのか、などがわからないままでした。本来の前説が飛ばされたせいです。アトラクションそのものはとても楽しめました。個人的には万里の長城が好きです。

 

 

 

としまえん

どうにか最終日に入れました。後で写真上げるかもしれません。

 

 

 

・DbD

受験で(というよりはPS4が壊れたという物理的な要因により)離れている内に、スピリットとドクターの「リワーク」が実施されて復帰する気を完全になくしていました(破滅のは使ってなかったので心は痛みましたがスピリットの顕現時加速とフェイズウォーク中のあたり判定廃止とかドクターのがちキャン⚡が出来なくなったのがつらかった)。その他にもいろいろありましたが、結果として10カ月くらい離れていました。

が、ある日ふと思い立って帰ってみると当たり前ですがランクが20まで下がっていました。キャラ毎のウデマエに応じたマッチングシステムが実装されるまでこのエリアで過ごす所存です。難しそうだし永遠に無理かなと思ってたマイケルでの全員立ちメメ実績もとうとう解除できました。始めたての生存者にDLCキラーとか突然メメれるパークを体験させてあげたり、どこかで「アイテムを持ち込んで有利に進めよう!」みたいなのを学んできたんだろうなーと手に持ったアイテムを見てフランクリンに積み替える慈善事業に身が引き締まる思いですが、ランクが上がらないか怯えて戦うのもなかなか厳しいものです。最近は名前が日本語っぽいやつとかスイッチ勢っぽいやつをひとり吊り殺して後は逃がすようにしています。

 

 

 

・神バハ

8周年イベが考え付くよりも斜め上にひどい方向で復刻しましたが、複数のキャラから1人だけ選ばせるというあまりにもひどい形式だった一方で育成面ではかなり緩和されていたような気がします。この緩和された難易度がこれからの育成イベでデフォルトになってくれるといいのですが。

で、このイベントを走ってたら989位になりました。ミスタルシアフェスタの英雄と呼んで下さい。その手順とか心掛けを記した記事が明日くらいに上がります。粗探して嘲笑して下さい。

ところでこの育成イベってコンパスで必要だと思いません?URが出るんだか出ないんだかのブラックチップよりタイプ、効果、効果量、ステの特化傾向、凸段階を決定して確実に入手できるイベントの方が私は来てほしい。

 

 

 

グラブル

正式な実装は7月末ですがとうとう季節限定ロザミアが実装されました。サイゲは突然に核を撃ってこないでほしいと思います。撃つなら毎月撃ってほしいところです。190連して駄目だったので、結局シェロチケを切りました。性能に関しては晒される系騎空士と同じくらいの理解度しかたぶんないのでなんとも言えませんが、何かと言いがかりをつけてダメアビを連射するところは眺めていてすごく癒されるところがありますね。戦略的優位性タクティカルアドバンテージ的には3アビを覚えない方がいい、という意見は見かけましたが見かけないことにしました。巷ではディアンサやクラリス、アニラといったあたりが主流な気がしますが3アビ開放エピを機にグラロザが広まってくれることを願ってやみません。あとはLB999を達成するだけです。

そういえばガイゼンボーガも取得してました。次は太陽か吊られた男の予定です。

 

 

 

グラブル

f:id:idea427:20200909235025j:plain

 

スターデューバレー、そしてシロナガス島への帰還

f:id:idea427:20200722232926j:plain

1週間にいちどは更新するとかいう話はとりあえず忘れて下さい。人間、できないことを公言するのは一番やってはいけないことだと思うので、何も言わないことを貫く予定です。

この半月とちょっとの間ですが、課題を4-5本落としつつシロナガス島とスターデューバレーで過ごしてました。ひとつの講座は単位習得が絶望的として落単とみなしています。今回は、今年のSteamサマーセールで買ってプレイした中でも特に買って良かったと思える2本を紹介します。

 

①Stardew Valley

f:id:idea427:20200722235109j:plain

前、ドラえもん牧場物語に関するツイートで村人が冷たいみたいなのがあって、ちょっと興味が出て調べてみたところ、Steamでは販売されていないとのことでした。そこで見つけたのがこのStardew Valleyで、いわば海外版牧場物語とのことです。

都会に疲れ果てたプレイヤーが、かつて「どうしようもなく疲れたら開けなさい」とおじいちゃんに託された封筒を開けるとこから始まります。その中身は農場の権利書で、その農場があるスターデューバレーに移り住み、農場を運営したり、住民と交流したり、谷を探検したりするゲームです。Jojaが村の昔ながらの暮らしにとって代わろうと目論んでいたり、ついに出会えた冷たい村人の存在もあってなんとなくタツマイリ村を連想しました。「フリント牧場」でプレイするのも一興かもしれません。

Jojaという企業での過労から逃れ晴耕雨読の生活が待っているはずでしたが、ゲーム内の時間がかなり高速で進むため、ほぼ朝から晩まで作業に励んだり歩き回ることになりました。ほぼあらゆるアクションに必要なエネルギーをほとんど使い果たした状態で眠りにつき、また6:00に起きて作業開始、という過酷な生活です。もちろん、今日はのんびり村人たちと過ごそうとかもできますが。また、店も都会と同じようにはいきません。16:00には閉店する鍛冶屋や、営業時間内に訪問しても店員がいないので何も買えない雑貨屋、同じく営業時間内に行ったのに店主が近所のエアロビクスコミュニティに出かけて閉店してる大工など、これだから田舎は⋯ッ!と何度思ったことか。

また、前述の季節ごとには様々なイベント(祭りや行事に近い)が発生します。ただ光るクラゲを眺めるだけのイベントから報酬が存在する競技がメインのものまでひとつの季節に約2回のイベントが開催され、春に引っ越してくるプレイヤーがふたつめに参加できるイベントがダンスパーティーなのですが、引っ越してきて間もないので住人との交流が浅く、誰を誘ってもこっぴどく断られてしまいます。他のみんなが楽しそうに踊るのをひとり眺めてたらいつの間にか夜の10時になり、村から離れた位置にある寂れた農場のベッドでひとり夜を過ごします。

f:id:idea427:20200722232945j:plain

翌朝に届いた母からの手紙に涙が止まらない⋯

こんな感じの田舎暮らしですが、だんだん生活が軌道に乗ってくると、鉱山でモンスターを退けつつ回収したダイアモンドを住民にばら撒いて友好度を上げたり、農業はスプリンクラーに任せて鶏を飼い始めたりとできることが増えてきます。そうするとやはり気になるのが1日の短さで、エネルギー量は生産した作物を齧ればどうにかなりますがこればっかりはどうにもならず、調べてみたところどうやら1日の長さを変えられるMODが存在するらしく、そこからMODを調べ始めました。7年前、はじめてマイクラを買った時みたいで既視感を覚えます。そして辿り着いたのがStardew Valley Expandedなるものの存在で、バニラのものと並べてもさほど違和感のない作りのコンテンツを大量に追加するものとのことでした。既存のキャラクターとの新会話や新しいロケーション、結婚すら可能な新キャラ群の追加とその内容は多岐に渡り、そのまま導入しました。しかも途中とはいえ日本語化パッチが現在進行形で制作されているらしく、未翻訳のところだけ自分で訳せばどうにかなりそうです。

ところが、その後調べてみるとどうやら更新は停止、その原因も制作者の精神が折れただの制作グループの仲違いだので、再開もあまり望めそうにありません。さらに調べてみると、このゲームはjsonなる形式のファイルにテキストが保存されているらしく、そこを覗いてみれば会話と思しき英文が見つかりました。地道に続けていけば、少なくとも主要なところだけでもオリジナルで日本語化が可能かもしれません。そこで、おそらく最序盤に表示されるであろうテキスト(MODでの追加キャラが寄越すはじめましての手紙)をプレイヤー名が代入されてそうな部分はそのままに英文の部分を日本語に書き換え、そのファイルを元と入れ替えて新データで起動してみました。ゲーム内で数日後、その新キャラからの手紙と思しきものが届きましたが、なぜか文章のほとんどはめちゃくちゃなアルファベットに置き換えられ、無事なのは「Joja」のアルファベットだけでした。これはどうしたことかと調べましたが、出てきたのは「UTF-8」だの「i18n」だのといったまったく未知の言葉だけだったので、翻訳プロジェクトは開始後数十分をもって無期限の凍結、プロジェクトの作業データはHDDの底に押し込められ、MODは英文でプレイすることにしました。さっきのワードが理解できそうになければ、またどこかでパッチが作られるのを待つことにします。鶏小屋を建ててマイケルとかプリンスとか名付けた鶏から奪った卵でマヨネーズ作って売るまでになった農場も名残惜しいですが、MODを積んで最初からやり直す予定です。

それは置いておいても序盤を抜ければ楽しいタイプのゲームであったことは確かなので、次回セールにでも買ってみてはいかがでしょうか。同じ牧場にみんなで小屋を建てて暮らせるマルチプレイもあるらしいです。友人と誘い合わせて買うのもひとつかもしれませんね。

store.steampowered.com

 

②シロナガス島への帰還

f:id:idea427:20200722233103j:plain

実はまともにノベルゲーをやったことがなく(ノエシスってのは夏休みにやってみようかな)、初めて買ったノベルゲーがこれです。きっかけはほとんどサムネ?ジャケット?ですが、これが正解でした。

突然謎の自殺を遂げたある富豪の書斎から「シロナガス島」への招待状が発見され、その謎の島にプレイヤーが操作する探偵「池田戦」とその助手役で完全記憶能力を持つ「出雲崎ねね子」が向かうことになります。その島で待ち受けるのは不穏な構造の建物、何かを隠している招待客たち、そして奇妙な殺人事件だった⋯というストーリーです。プレイヤーはやがて島に潜む殺人鬼、過去の因縁、島に隠された真実と対峙することになります。

テキストを読み進める通常のパート以外に、オブジェクトをクリックして情報を集めるパートや制限時間内に何かを見つけなければいけないパートなどプレイヤー自身のアクションを必要とするパート、そしてそれらの情報を元に選択肢と対峙するパートが含まれており、ただ読むだけではない体験が楽しめます。情報収集では、同じところを複数回調べたり別の場所を調べてから再び調べることで新たな情報が得られたり先に進めたりして、面倒とか回りくどいといえばまぁそうなのですが、個人的には「捜査」っぽさの演出として機能していたと思います。

ノベルゲーであるからには当然(多分)、選択肢による分岐やそれぞれのENDが存在するのですが、この分岐がかなり作り込まれており、シーンによってはそれぞれ専用のDEAD END(ライト版)やCG及びテキストが存在し、この分岐→ENDまでの間も一見正解かな?と思うほどの長さや展開があったり、逆に駄目だったかと思ったら正解だったりと全ての選択肢を通りたくなるような出来です。クリア後にそれぞれの分岐を確認しようとしてたら軽く全スロットが埋まりました。ちなみにこれらのCG、瞬きをします。他のノベルゲーを知らないので遅れてるだけかもしれませんが、動かないイラストの差分とかエフェクトで進行すると思ってたので新鮮に感じたのは確かです。上記のライト版DEAD ENDとTRUE END以外にひとつだけ独立したDEAD ENDが存在し、最初うっかりこのルートを踏んだのですが(かなりの人がこれ初見で踏むと思ってます)、あまりにも内容が良かったので間違ったルートを選んではいけないという先入観がきれいさっぱり消えました。TRUE ENDも、終盤からの展開から発生する激しさやスピード感の中に美しさがあって、そのままこの主人公ならでは、という感じがするエンディングに続くのがとても印象的でした。エンディングで流れる曲はgeoffpetersなるアーティストによってアレンジされたThe Keyという曲のようですが、とてもマッチしていていい選曲だと感じました。

f:id:idea427:20200722233051j:plain

部屋の中を調べている様子

ストーリーやそれを構成するキャラクターは、全体的に暗く重いもののちょうどいいバランスでコメディ的な場面が挟まれるので暗くなり過ぎることはなく、またそのような場面を含む会話が多いので影が薄くなるキャラクターもいないので推理中に「このキャラクター誰だっけ?」みたいなことにはなりませんでした。その推理の答えも、正解であればその根拠を、間違っていればその矛盾点などをきちんと説明してくれたのも良い点だと思います。探偵や完全記憶といったキャラクターの設定も自然な進行(例えば普通は持ってないであろう知識や経験がすっと出てくるので展開がスムーズに進みます)を助けていて、前述のアクションパートの存在もあって高い没入感を得られます。ホラーやグロの要素は存在しますが、それがメインというまでではありません。急に出てくるタイプに弱い人は少し気を付けた方がいいかな、という程度でしょうか。急に何かが出てくるシーンのうちひとつでは夜にプレイしてたこともあってかなり驚いたのですが、演出としては上手いものだったと思います。

また、クリア後にはEXTRAが開放され、本編終了後のシナリオが楽しめます。本編よりもさらにコメディ要素が強く、良い作品と出会った後に続きを求める本能に応えてくれます。コメディ要素が強い一方で作者の方の性癖もさらにその開放度を高めており、本編で垣間見えるそれと波長が合うならば尚更楽しめることと思います。実はその作者の方の完全個人製作でこのゲームは作られており、プレイ中には良い面(特にCG)でそのことを感じられます。このEXTRAでも本編にあった丁寧な分岐の作り込みは健在で、本編のそれよりも分岐の分かれ方が激しいというか、全く別物の世界線に突入するような感じでした。本編の分岐を次に開けるドアの選択と例えるなら、EXTRAのそれは次に進む階層の選択というところでしょうか。

このEXTRAのクリアや本編のTRUE END到達を含めて全部で6つの実績が存在します。どれもCG回収と同じく到達難易度はさして高くないものですが、説明文が明確には書かれていないタイプなので気づくまでに少しかかるかもしれませんが、秘密の実績扱いではないので説明文をヒントに考えることができます。トレーディングカードは惜しいことに未実装⋯ですが、近いうちに追加される予定があるようです。つまり、Steamのプロフィールで使える背景も実装されるということですね。プレイ済みでカードが貰えるのかはわかりませんが、いずれにせよ仕様上自分だけでコンプするのは無理だったはずなので、Steamウォレットをチャージして待ってます。また、グッズ(実体)も存在し、「RETURN TO SHIRONAGASU ISLAND」(シロナガス島は英語での名称もSHIRONAGASU ISLANDなので)デザインのトートバッグとTシャツ、クリアファイルやタペストリーが作者の方のBOOTHで販売されているようです。とりあえずTシャツかトートバッグを買ってみるつもりです。

丁寧な作り込みや確かな個性を持つキャラクターからなる高い没入感は、きっと終わった後もずっと自分の中に残り続ける作品にしてくれることでしょう。私は久しぶりに先が気になって気づいたら朝だった、という経験をしました。良い本を読む時もこうなるものではないでしょうか?通常時でも500円でセール時は350円なので、ぜひ気軽にプレイしてみることを強くおすすめします。友人の誕生日にはライブラリに投げ込むつもりです。覚悟の準備をしておいて下さい。

store.steampowered.com

 

他の作品もセールで買ったのですが、この2本があまりにも良すぎたのでこんなことになってしまいました。ぜひ購入を検討してみて下さい。ハロウィンセールに登場するかはわかりませんが、ハロウィンセール時の記事には入れとくつもりです。他に買った作品は今プレイ中ですが、これらの中にもなかなか面白いゲームがありそうです。

これからスターデューバレーとシロナガス島に帰るので次の記事がどうなるかはわかりませんがよろしくお願いします。

 

7/24追記: リンク貼り忘れてました