ウルリヒトゥレタス

皐月川納涼床

BESKAR GEAR INFERNO

SWBF2のキャンペーンって覚えてますか?あれ、途中で申し訳程度のステルス要素が挟まれましたよね。敵はこちらに気づいておらず、見つかるまでは撃ってこないとこです。でも別に被発見ペナルティとかもないのでアイデンが「合図を待て」って言うか言わないかの内に最寄りの敵を撃ってドンパチしてました。

ところが、どうやら被発見にならずに通過できるステージもあるらしく、さらにその中にはステルスで通過した場合のみ発生する会話もあるとかないとか。そこでステルスできそうなステージを探し、完全ステルスでのクリアを目指してみます。完全ステルス非殺傷は勘弁して下さい。それと難易度は「探索者」にさせて下さい。

 

実際にプレイする前に、ステルスの条件と役立ちそうなテクニックやスターカードを確認します。

まず、今回は発見されていない状態でのクリア(=敵が撃ってこない)を目指します。それには①ステルスキルするか②誰にも見つからずに通り過ぎるのどちらかが必要になりますが、今回は①のルートで進みます。いくつかのステージは敵の全滅が条件なので①しかできないとこもあるはずです。

また、攻撃を認識される(誰かが攻撃される瞬間を目撃されるかヘッドショット以外の攻撃を当てる)かこちらが視認されることで敵は戦闘態勢へと移行しますが、距離を取っていれば視認までには少し余裕があり、白いサークルの長さで表示されます。弧が長くなり赤くなれば発見されたことになりますが、赤にさえならなければ大丈夫なので、頻繁に視線を切りつつ進めば案外なんとかなるものでもあります。また、ある程度弧を伸ばしてから切ると敵兵を誘き出すことも可能とのことです。ひとりで巡回してるけど始末するところは見られそう、という場合には必須になりそうです。

次に、ステルスキルの手段です。おそらくは①ノックダウンと②狙撃と③ショックのいずれかでキルすることになります。まず、ノックダウンはしゃがみで背後から接近→R3押し込みで発動します。背後からなら案外近い距離でも気づかれないので、複数の敵がみんな1方向を見てる時に使えそうです。狙撃はライフルが無難でしょうか。孤立した目標だけどそこまで近づいてノックダウンするには視界が開けてる時に使えそうです。ヘッドショット以外だと普通に戦闘態勢を取られるので注意深く撃つ必要があります。ショックは近くの敵に連鎖するので対集団に便利ですが、唯一CT制ではないので使いどころを見極める必要がありそうです。

最後にスターカードですが、ステルスに役立つのはせいぜいスキャンと格闘家くらいでしょうか。スキャン→ノックダウン→スキャンのループが安定しそうです。

 

「探索者」でプレイしつつステルスプレイのステージを探し、見つかったら完全ステルスが可能か試してみる、といった感じでやるつもりです。べスピンとか無理そうな感じが最初からしていますが、やるだけやってみようと思います。初回はエンドアの戦い編です。よろしくお願いします。

雑記1

最近のSW作品ってなーんか女性キャラ多いなって感じしません?これまでいなかったなってところに増えてきてるって感じが。アイデンはじめ魅力的なキャラが多いのも確かです。レジェンズにもマラとかいましたしね。女性キャラ出すなってわけではないのです。でもなにか感じるところがあるんですよね。

 

これ以降はわかりにくい例えで話が展開されます。わからなくなったらそっと閉じて下さい。SWの作品世界を水槽とします。水族館にあるような大きな水槽です。カノンとレジェンズの区別はなしということで勘弁して下さい⋯。水槽の中にはいろいろなエリアがあり、そこに魚やその他オブジェクトが配置されています。キャラクターとかコンテンツです。これらは随時追加されます。さて、この水槽を見るには外と中、ふたつの視点がありますね。つまり、作品の中と外です。たぶんですけど、役者とか製作元で観る時、例えば「ポーグってかわいいでグッズ売り込むために創られたんじゃないの?」は外からの視点だと思います。一方で「ハイスぺ特攻が使えるのは限られた状況下だけだよね」のように設定とか考察から観る時は中から観ているのだと思うのです。ファンの言う「没入感」、あれも作品の中から観ていることではないでしょうか。

さて、冒頭で述べた状況、この水槽で例えるとこのようになると思います。水槽の中のある砂地でチンアナゴがゆらゆらしています。長い間、その砂地にはほとんどチンアナゴしかゆらゆらしていませんでした。ニシキアナゴもいますが、決して多くはありません。ある時期まで、我々から観れば中と外どちらの視点から観てもこの状態が続きます。しかしある時からニシキアナゴの割合が増え始めます。ここが問題です。これを外から観た時、上から降りてきたダイビングスーツの人物がニシキアナゴを植えてる(制作によるキャスティング)とこが観えるはずですね。問題は、これが中から観えてることです。

 

EP5のワンパによるルークの傷など現実側の都合が入り込んだストーリーや設定はいくらでもありますが、中に入り込んだ視点からそれが認識できることはそう多くはありません。どうにか理由がつけられていたりするためもあります。しかし今回の例では、中からの認識が「最近ここらへんにもニシキアナゴが増えたなー」くらいのそれではなく、「はいドーーーーン!!!!!」くらいの勢いでニシキアナゴフォールが起こってるのを観てる感覚なのです。要は、作品の中で楽しんでいるのに「外」の存在を認識させられる、といった効果を持っているのがSWで今進められてる配慮な気がするのです。

私が無知なだけかもしれませんが、SWにこれまでそれほど強い性差別を感じたことはありませんでした。奴隷の存在も、犯罪王によって理由付けがなされていると思っています。そこに現実のポリコレを持ち込まれても場違いというか、純粋に物語を楽しむには邪魔な存在にしかなりません。肌の色も、明確に差別的な描写がない以上(もしあったらごめんなさい)そこまで露骨に変えるべきものか?と思います。キャラクターを登場させたりそのキャスティングをする時は、その性別や役者でなければならない理由をもって決定すべきとも思います。

 

あと、ここからは個人の好き嫌いなので聞き流して頂いて構わないのですが、作品の変質が嫌というのもあります。もし、このポリコレ的配慮によってSWに男尊女卑的勢力が誕生したり、既存の勢力や文化にその属性が付与されたら、それは立派な物語の改変だと思います。その作品が創られた時の社会的背景(現実)が与える影響もまた作品の一部、という考え方もあるかもしれませんが、個人的な好みとして役者や監督による改変(アドリブとか紫のクリスタルとか)はいいけど社会的な配慮による改変は嫌というのもあったりします。ただの好き嫌いですけどね。これは自主規制とかにも言えると思います。ポリゴンはそろそろアニメに出てほしい。

さらに言えば、一度創られた作品の歴史ってそう簡単には消えませんよね。「黒歴史になったからなし」とかできないと思うんです。ホリデー・スペシャルとかを消し去れたのはディズニーの買収とかいう滅多にない大イベントによるもので、特例中の特例だと思います。今の設定は後世まで残り、これ以降の展開は今の設定を踏まえて行われなければならないわけです。だからこそ、社会的配慮で捻じ曲げられた設定を創ってほしくないのです。公開当時、EP8がそこまで好きになれなかったのも、特に意味もないように見えるのに古参キャラやアイテムをぽんぽん退場させてたから、というのがあります。

 

先の水槽の例で言えば、あちらこちらに少しずつ配置してやるとか、元から多種多様な生物が生息してるエリア(同盟軍)に入れてやるとかすればよかったのに、と思います。もしくは、既存のニシキアナゴが目立てるようにしてあげるとか。つまり、わざわざ新しいキャラを創るのではなく、既存のキャラを取り上げて展開すればいいのにってことですね。ディズニー三部作に過去作のエイリアンがほとんど出ずに新しいエイリアンばかり出ているのも同じようなことではないでしょうか。

 

ここまで書いて気がつきましたが、ポリコレの定義を知りませんでした。調べてみたところ、差別を防ぐべく中立的な表現を使うこと、だそうです。差別の撤廃は大いに結構ですが、幻の差別への配慮が物語自体よりも優先されるべきとはどうしても思えないのです。

再び行けるぞ、あの世界 その②

6月が過ぎましたね。七夕ももうすぐそこですが、SWBF2はちゃんとライブラリに入れましたか?そろそろ配布期間が終わるのでまだの人は入れておくことを勧めます。

SWBF2界のろんろんを目指すこの記事ですが、今回はSWBF2で操作できる基本クラスと増援ユニットについて紹介します。基本クラスはアサルト、ヘビー、オフィサー、スペシャリストの4種が存在し、BPなしで使用できるので基本的には最初このどれかを使うことになります。一方増援ユニットはBPは必要ですがヒーロー程の量は要求されません。そのくせなかなか有能なユニットも多く、戦況次第では増援ユニットを選ぶのもありかもしれません。

 

アサルト

各陣営で最もよく見るビジュアルの兵士が使えるのはここです。性能は可もなく不可もなくといったところですが、キルストリークも狙えるヴァンガードやデトネーターでの敵突破やアシッド・ランチャーでの封鎖など多彩な役割を持てるクラスです。ブラスターも扱いやすいものが多めです。

 

ヘビー

BF1の突撃兵みたいなあたりで、弾幕を張れるヘビーブラスターで戦います。対ビークル兵装やセントリーなどとりあえず撃っとけばポイントが稼げて貢献もできる兵装も多く、また耐久性も高いので初心者には特に扱いやすいクラスではないでしょうか。対人にも対応しやすい点もいいところです。

 

オフィサー

士官のことです。味方支援や陣地作成に長けるクラスですが、味方支援用のアビリティであるオフィサー・プレゼンツをはじめポイント稼ぎに向いたクラスなので前線なのに士官がいっぱい、という奇妙な光景があったりします。タレットやシールドはうまく使えばかなり効果的なので、味方のうまいオフィサーの置き場所を見て真似するといいかもしれません。

 

スペシャリスト

「だいたい」偵察兵です。強力な長距離射程ブラスターを携えてくるくせして割と有効な地雷レーザーマインや全的位置の地形貫通看破ガジェットサーマル・バイノキュラーも持てる上に、敵レーダーに映らない+周囲の敵位置を自分のレーダーに表示してついでに武器も近距離用に持ち替えてしかも足が速くなるアビリティを持っています。挙句の果てに近中距離でも戦えるブラスターや超高火力で対ビークルも可能なブラスターも持ってきます。初心者がスペシャリストに流れないことを祈るばかりです。

 

エンフォーサー

パワー型です。最もよく遭遇するのはおそらくウーキーの戦士でしょう。例えるなら量産型チューバッカとでもいうべきもので、高火力+範囲攻撃のボウキャスターとやっぱり高火力のサーマル・インプローダーを携え突っ込んできます。敵にいたら真っ先に撃破したい相手です。ウーキーだけが花形というわけでもなく、他にも炎を撒き散らせるファースト・オーダーのフレーム・トルーパーや「HPが溶ける」をわかりやすく教えてくれるレジスタンスのオヴィシアン・ガンナーも驚異的なパワーを持ちます。

 

エアリアル

ジェットパックで高速機動を行いロケットランチャーで死角から敵を仕留めるような上級者向けの感じがするクラスで、各陣営間の違いはブラスターくらいでしたが、ファースト・オーダーのもののみ別物になっています。高い位置を高速移動したりホバリングしながら戦うことができる他、ほぼCTなしで撃ち放題というかなり楽しいユニットになっています。なお、CO-OPでのAIエアリアル正確無比な狙撃(ロケットランチャー)で確実に殺しにかかってきます。FOじゃないからと甘く見ているとひどい目にあいます。

 

インフィルトレーター

爆撃要請ができるカフェックス・スパイや小柄ですばしっこく弓で戦うイウォーク、二丁拳銃で戦えるISBエージェント&ARCトルーパーなど、パワー型でもスピード型でもないけれどユニークなユニットが揃っています。敵の位置を看破するのが得意なユニットが多いのでなかなか敵を見つけられない人には向いているかもしれません。

 

今回は短めでした。次回はいよいよヒーロー&ヴィランの紹介です。

Twitterの名前についての話

少し前、クローンのアイコンにしてる奴がどうとかキャラの名前をTwitterでの名前にしてる奴がどうとかいうのがありましたね。私は身内ミームを撒き散らす奴の方がよっぽど危険だと思います。

さて、アイコンは置いておくとしてこの件でキャラの名前をTwitterでの名前にしてる垢に対して本能的に警戒心を抱くのは私以外にもいるらしいことがわかりました。なぜそうなのか、思いつく理由を列挙してみます。

 

①呼びにくい

現実の人をキャラ名(しかも大抵よく知っているキャラ)で呼ぶの抵抗ありません?あんた違うじゃんってなります。ではなんて呼べばいいの?となると固有のハンドルネームがなければ全くわからない。これではコミュニケーションをとりにくく感じたり-の印象を受けるのも一理あるかもしれません。

 

②検索の邪魔

Twitterでそのキャラ名を検索にかけること、ないでしょうか。大抵はそのキャラに関するコンテンツを探すのが目的だと思いますが、その際、ただ普通に検索すると「そのワードがアカウント名に入っているアカウントのあらゆるツイート」も一緒にヒットしますよね。こっちからしてみれば他人のあらゆるツイートがノイズとして出てくるわけですから迷惑な話です。少し手を加えて検索し直すか、そのアカウントをミュートなりブロックなりするか、我慢するかのどれかを選ぶことになります。

 

③なりすましに感じる

なんか気に入らないなって言動の垢が、推しの絵とか写真をアイコンに使ってたら倍くらいムカつきません?会ったことないネット上の人って、その人を指すビジュアル的なイメージはアイコンになると思います。これ言いだしたらキリがないんですが、アカウント名にも言えないこともないのではないでしょうか。最上級になれば「あんたごときがその名前を使うなよ」って感じですかね。とにかく、自分の知ってるキャラの名前がアカウント名になってればなんとなく嫌な気がするというもの。ましてやそれが推しであれば尚更、ということがあるかもしれません。これ①と似たようなものですね。

 

④「若さ」を感じる

小学生の頃、漫画とかのキャラ名をLINEのアカウント名にしてる奴がクラスグルにいませんでした?私はクラスグルに入ってなかった(LINEできなかった)ので知りません。もしいたとしたら、その人は今に至るまで同じ名前でいるでしょうか。たぶんいないと思います。端的に言えば「痛さ」を感じるってことです。今なおそうって人はきっと深い深い愛故だと思うのでいいと思います。

 

たぶんこんなあたりです。他人のアカウントにどうこう言えるわけでもないので私はこう感じるよって程度でしかありませんし、キャラ名をアカウントに使ってるからブロックするとかそんなことはありません。愛故とかならそれは立派な愛のカタチだと思うので。冒頭の議論もそうですけど、アカウント名やアイコンがどうであっても重要なのは本人(の言動とか振る舞いとか)だと思います。マクフライとかスカイウォーカーとかCT-とか、苗字や識別番号を自分のオリジナルのワードにくっつけてる場合はそこまで気にならないんですがね。なんででしょうね。

到来、STEAMサマーセール2020

 

 

 

S has come to. 

 

 

 

今年もこの季節がやってきましたね。そう、Steam Summer Sale、略してSSSです。去年は悩んでる内に最終日の寝落ちをぶちかまし何も買えなかった苦い思い出があります。今年のサマーセールは7月の9だか10までとのことですが、今年こそは早めに買ってしまいたいところです。それと、今回から購入額に応じてポイントが付与され、これを使って過去イベントの報酬やゲームのアバターやら背景やらと交換できるそうです。これまでの総購入額に応じてポイントが付与されているはずなので確認してみてはいかがでしょうか。

さて、今回は10のゲームを紹介していこうと思います。「あんたこういうの好きならたぶんこれも楽しめるよ」ってのあったら教えて下さい。

 

 

①Party Hard

全米のパーティーを(参加者を皆殺しにして)終わらせることを決意した男の物語です。

初期装備のナイフと現地調達したアイテムや様々なギミックを駆使して、パリピを全滅させるのが目標です。毒を仕込める料理やショートさせると爆発するスピーカー、近くの人を放り込める殺人パンダの檻などトラップも多彩です。しかしパリピも死体や犯行現場を視認すると警察を呼び、警察に捕まればゲームオーバーです。ひとりになったパリピを狙ったり、死体を運んで隠したり、時限式の仕掛けで殺したりと工夫して殺す必要があります。最初はたくさんの人で賑わっていたホールが段々と静かになっていくところや冤罪でパリピがしょっぴかれるのを見るのは中々にいい気分になれるはずです。

今作だけでもかなり楽しめますが、大規模ステージを追加するDLCや2も存在し、全部を詰め込んだバンドルも販売中です。ちなみにDLCの片方は無料なのでそちらをまずDLするのをおすすめします。今年の夏は開けなかったパーティーに思いを馳せつつパリピ皆殺しツアーに出かけてみてはいかがでしょうか。

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②Prison Architect

自分だけの刑務所を設計、経営するゲームです。のびのび過ごせる刑務所も、良心的な刑務所も、仕事詰めな刑務所も、ひっきりなしに死体が運び出される刑務所だって思いのまま。

このゲームでは囚人と職員に「ニーズ」が存在し、ただ囚人を収監するだけではなくそれらを満たせるような刑務所を建てなければなりません。家族と話したがる囚人のために食堂の片隅に電話ボックスを置いてあげたり、室内に押し込めてないでたまには運動の時間を作ってあげたり、職員が疲れすぎないよう休憩室を各所に設けてあげたり⋯。

そうやって苦心して刑務所を設計しサービスを提供しても囚人たちはいつでも脱走を狙っています。彼らを前に人道的な刑務所であり続けることができるのか、それとも警備員を増員したり職員を武装させて抑圧に出るのか?そこもプレイヤー次第です。

導線をはじめ効率を求めることもできますが、私はロールプレイ的なものをするのが楽しかったりします。隔離棟(刑務所内で問題を起こした囚人を入れておく施設)の部屋数を36にして天国を目指す神父が魂を調達できるようにしてみたり、職員のオフィスにひとつひとつ個性を出してみたりとなかなか楽しめるもんです。看守長の部屋にはオブジェとして電気椅子を置いて、ある作業監督の部屋にはテレビやビリヤード台を置いて、ある精神科医の部屋は死体安置室の隣に置いて窓で繋げたりしました。

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③OVERCOOKED! 2

最大4人で遊べる料理ゲームです。オーダー通りに料理を作り提供するのですが様々なギミックがシェフたちを阻みます。前作よりも料理のレパートリーや調理方法、ステージであるキッチンのギミックも大幅に増加しました。前述の通り最大4人でのオンラインマルチプレイが可能で、フレンドとボイスチャットしながら遊ぶにはぴったりのゲームです。プレイヤー間の協力が必須となるこのゲーム、昔にみんなでマリオの協力プレイをした時のような心地よいカオスを体験できること請け合いです。ちなみに1でなく2を勧める理由はオンラインマルチに対応しているのが2なためです。

キャンペーンも充実していますが、DLCで開放されるステージではより個性的な料理やステージが楽しめます。普段はシンクまで持っていって洗わなければならない使用済みの皿を遠距離から洗える水鉄砲やオーブンに入れて調理速度を調節できる石炭など、新しいアイテムも満載です。

難点としては、ひとりプレイにはあまり向いていません。単純に難度が高めです。フレンドと一緒に購入するのがいいと思います。

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④Life is Strange

選択肢で展開が変わるタイプのノベルゲー(?)です。多分違います。

それだけなら他のゲームと変わりませんが、このゲームでは自分以外の時を巻き戻すことができます。質問された時、答えを聞いてから巻き戻って正解を告げることができたり、鍵を破壊してドアの先へ進んでから時を巻き戻して破壊を無かったことにしたりとこの能力を使いつつストーリーが進みます。ストーリーがメインではあるものの、特定のオブジェクトの写真を撮ることで獲得できる実績や能力を駆使して進むステルスパートなど行動する場面も多めです。

主人公のマックスは高校生なので、アメリカの高校生活を楽しめるというのもいい点だと思います。カーストとどう向き合うかも選択肢次第となります。各場面での選択肢はそれぞれを選んだプレイヤーの割合が確認できるので、クリアしてから自分の道のりが多数派だったか少数派だったか振り返るのも面白いかもしれません。

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⑤This War of Mine

戦争で疲れ切った一般市民となってその日を生き延びるゲームです。操作キャラたちは半壊した家に暮らしており、物資は欠乏し、外では兵士や生き延びるために手段を選ばないものどもがうろついています。昼は家を修理したり物資で道具を作って過ごし、夜にはどこかへでかけて物資を漁る、というサイクルでゲームは進みます。もちろん夜に探索に出かけたキャラは疲れますし、拠点に残るメンバーも全員が寝ていてはたまに起こる襲撃に対応できませんから見張りを立てなければならないこともあります。そのために昼に寝ようとすると助けを求める市民がドアを叩き、彼らを助けるとなれば貴重な人手を数日間失うことになります。夜に出かけた場所でも先に物資を漁っている集団や自分の財産を守ろうとする市民に出会うこともあるでしょう。奇襲をかけて全員を始末したり無力な老人から盗みを働かなければ生き延びることができない状況があるやもしれません。それらの状況でどう動くかをプレイヤーは決めなければならないのです。

ほとんどが暗いモノクロで描写され、全体的に重く陰鬱な雰囲気です。戦時下で限界が近い市民の心情を反映しているかのようで、プレイヤーもその気分を味わえることでしょう。一晩中活動して朝になったら拠点に帰ってきて倒れこむように眠りにつくとこが特に好きです。

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⑥Lobotomy Corporation

SCiPみたいなオブジェクトを研究・管理し彼らからエネルギーを抽出する企業が舞台のゲームです。

全く未知のオブジェクトに試行錯誤でアプローチを繰り返し、職員の犠牲の上に情報を手にしてそれを元により効率的な業務遂行を目指していくわけで、オブジェクトたちは気軽に収容違反して職員がバタバタと倒れていきます。私は蟲型実体の群れに襲われて職員を全滅させました。まだ業務開始から1週間くらいまでしか進められていませんが未知のオブジェクトに触れる時が一番楽しいところだと思います。

オブジェクトクラスが存在したり(やはりと言うべきか、一番下のクラスも決して安全ではなかったりします)収容プロトコルが存在したりとSCPが好きならある程度は楽しめると思います。ただ、一度全滅して最初からやり直しても前回までに収集した情報が消えないのはいいんだか悪いんだかよくわからなかったり。プレイヤーが覚えていれば意味はないんですけどね。

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⑦This Is the Police

定年間近の警察署長となり、残りの日々でいかなる手段を使っても退職金を稼ぐゲームです。

プレイヤーは日々寄せられる通報に対しその内容を吟味した上で必要な人員を向かわせます。送るべき人員の数は?質は?他の事件へ送る人員は足りてる?SWATへの出動要請は必要?そもそもその通報、誤報だったりしない?そんなことを考えつつ事件を解決していきます。また、途中でマフィアからコンタクトがあり、「いい関係を保ちたかったらここでいつ起きる事件には手を出すな」と言われることも。時には事件の全貌を見誤り、犯人を逃がしてしまったり市民や警官に被害が出ることもあるでしょう。それを繰り返していると議会から予算をカットされてしまったり、要望(警官の雇用枠を増やしてほしい、給料を増やしてほしいなど)を却下されてしまいます。

「いい警察署長」でいたくても、犯罪や汚職の渦巻く街がそれを許してはくれません。あちらを立てればこちらが立たずの繰り返しで、部下、市民、マフィア、議会の全てと円満でいることはかなり難しく、退職金を稼ぐためにはマフィアと手を結んだり、部下や市民を見捨てることが必要になるでしょう。もしくはあくまで高潔な人間であり続けることを選ぶのもひとつかも⋯?

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⑧Kingdom Rush Frontiers

有名なタワーディフェンスゲームシリーズの2作目ですが、他の作品を知らずとも十分に楽しめます。敵の通り道の脇に用地があり、そこに得意分野の違うタワーを建てる形式ですが、このシリーズでは兵士を通り道に置いて敵と交戦させることでダメージを与えたり足止めができるのが特徴です。通り道に配置できるユニットにはヒーローユニットも存在し、強力なスキルで敵に立ち向かいます。このシリーズはモバイル版もありますが、そちらでの課金ヒーローがこちらでは最初から使えます。

難易度は3段階から調節可能で、歯ごたえのある戦いを求めるのならタワーやヒーローが制限されたチャレンジやクリア後の追加ステージで強敵と戦えます。各ステージのギミックやタワーの種類及び能力も多彩で、それらをうまく組み合わせたコンボを組むのがこのゲームの醍醐味という感じがします。

ステージ内にはネタも豊富で、隠された何かをクリックして見つけ出すことで回収できる実績も豊富です。SW含め洋画ネタが多めに感じました。ちなみにキャンペーンモードにはストーリーもあって、時系列でいえば3→1→2→4になってます。このメーカーの他の作品と一緒になったバンドルもあるのでそちらも検討されてはいかがでしょうか。なお1と2には無料のブラウザ版もあったはずなので、まずはそちらで体験してみるのもいいと思います。

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⑨Titanfall 2

フォールンオーダーやApex Legendsなどで有名なRespawn製ゲームです。Apex Legendsとは同じ世界観なので、一部の要素はApex Legendsにも登場しています。

ハイスピードで立体機動が可能なパイロットと強大なパワーで戦う人型兵器タイタンが登場し、このふたつを使い分けて戦います。条件を満たすとタイタンの派遣要請(上空からタイタンを投下するのでタイタンフォールという)が可能になり、そうすることでタイタンに乗れるようになります。タイタンの兵装ならパイロットは簡単に消し飛びますが、パイロットも機動力を活かして対タイタン兵装を用いることで対抗は可能です。

タイタンは7つの機種が存在し、それぞれが得意な役割や間合い、そして固有のアビリティとコア(奥義みたいなもの)を持っています。また、同じ機種のタイタンでも全てが同じというわけではありません。例えばスコーチというタイタンであればメインウェポンの性能を上げる構成でカスタマイズすることもできますしコアの射程や回転率を上げる構成にもできます。プレイヤーのスタイルに応じてタイタンの機種や性能を自由にカスタマイズできるのです。

マルチにはPvPモードとPvEモードがあり、PvPではよくある既存のルールをタイタンフォールならではのものにアレンジしたモードが楽しめます。一方PvEでは押し寄せる敵の大群を4人のプレイヤーで協力して撃破するモードが遊べ、このモード限定の強化要素も存在します。シングルのキャンペーンではパイロットとタイタンとの絆が描かれ、かなりボリュームのあるストーリーを進めていくことでマルチでも活用できるテクニックを習得することができます。

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METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN

メタルギアソリッドシリーズの最終作(?)です。私はこれしかメタルギアをやってないのですが、これはたぶんSWで例えればEP3を初手で観てそれっきりということだと思います。ごめんなさい。MGS3やります。

謎の部隊XOFの襲撃で自分の軍隊を壊滅させられ意識も失ったビッグボスが9年の時を経て覚醒し、XOFとXOFを擁するサイファーという組織への報復のために戦う物語です。ステルスゲームではあるものの今作では正面突破がしやすくなっているらしく、潜入中に見つかってもドンパチしながら任務を遂行できたりします。とはいえ今作は自由なルートで潜入が可能であり、それが醍醐味です。私も最初は狙撃(ミサイル)で敵を全滅させてから誰もいない基地へ堂々エントリーしてましたが、慣れてきたり新しい装備を開発すると見つからずに潜入して用を済ませたり殺さずに全員を無力化できるようになってきました。自分の成長を実感しやすいのがいいところだと思います。

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10個のゲームを紹介しましたがいかがでしたか?「そんなものとっくに知ってるが?」となっていないといいのですが。なんにせよ買い逃しのないように早めに購入を済ませておきましょうね。人のこと言えませんが。それでは私はどうしても置いた場所が思い出せないwebmoneyカード(3000)の捜索に戻ります。それでは。

界隈を売った男 THE MAN WHO SOLD THE GENRE

ある男がいました。

 

おっさんとでも呼ぶべき年に達しているその男は、ある映画作品の界隈で活動しており、コスプレも嗜んでいました。

 

ある時、男はその作品に登場する女性キャラのコスをしました。

 

その男はある種リーダー的存在でもあったため、彼のファンは彼の新作を見て称賛しました。

 

すると彼はたまたま「そのキャラ名の最後の一文字」と「自身の名前の最初の一文字」が同じだったからかその称賛に味を占めたのか、その一文字を重ねることでふたつをくっつけた名前をそのコスに名付けたのです。

 

名前がついたこともあってか、そのコスは一度限りのものではなくなり、彼のいわば持ちネタのような存在になりました。

 

もちろん、男が、それも若くはない歳の男が女性キャラのコスをすることに拒否感を感じる者は一定数いて、彼らはその男を批判しました。

 

彼ら曰、「界隈の品位を損なう」、と。

 

男はそれに答えて言いました。

 

「私はこのキャラのことをよく考えた上でこうしている、しかも海外では男が女性キャラのコスをすることは受け入れられている」、と。

 

日本の界隈の心が、新しいものを受け入れられない心が狭いだけだというのです。

 

彼のファンはそれに賛同しました。

 

内輪での慰めあいで批判を無視した男は、あろうことかその写真を使ったLINEスタンプの作成に踏み切ります。

 

著作物のコスを使っているにもかかわらず有料で配信されたそのスタンプは、多くの彼のファンに買われることになります。

 

彼のファンの誰もが、その状況を受け入れていたのです。

 

後にその映画作品の新作が公開され、その円盤が手に入るようになってから、その男は「同時上映祭」を企画し、その一環としてその作品に関係する写真を募るコンテストを開催しました。

 

最終作ということもあり、きっとその同時上映祭に参加した人には、新しく作品を観始めた者も相当数いたことでしょう。

 

当然、フォトコンテストとその賞品は彼らの知るところとなります。

 

彼らはさぞ困惑したことでしょう。

 

女性キャラのコスをしたおっさんの写真で作られたキーホルダーがその中に紛れ込んでいたのですから。

 

男は内輪ではない、不特定多数の人々を対象とした企画においてそのコスを持ち出したのでした。

 

 

 

さて、一行開けの読みにくい形式はここで終わりです。

結論から言うと、私は彼のこの行為は界隈の品位を貶める(大仰な表現ではありますが)ものであると思っています。

まず、彼の行為は4つに分けられます。すなわち、①女性キャラのコスをした②そのコスに名前をつけた③そのコスでスタンプを作った④そのコスを知らない人が相手の場へ持ち出した、の4つです。これの何が問題なのでしょうか。ひとつひとつ見ていきましょう。

 

①女性キャラのコスをした

上記の彼の批判者が問題としたのはここでしょう。彼らの言い分もわからないではありません。若くない男の女装であれば、生理的嫌悪感を抱く者があっても不思議ではないと思われます。しかしこれに対しての彼の反論、これもまた理にかなっています。他国では女装コスを受け入れる文化が、日本ではあまり未発達な文化があることは確かでしょう。

私は、この点は問題ではないと思います。「これだから日本は」みたいな論調で反論した点はいただけませんが、コスを見た界隈の部外者全員が不快になることはないでしょうし、これだけで「うわひっどい界隈」となることはないはずです。

 

②そのコスに名前を付けた

これは大きな問題です。キャラの私物化に他ならないのですから。名前を付けた瞬間から、彼がしているのは「特定のキャラのコス」ではなく、「特定のキャラのコスをした自分のコス」になっているわけです。コスプレをした自分のキャラクター化です。これは人によってはキャラ崩壊とも捉えられかねません。このことが後の彼の行動を引き起こすことにもなるわけですが、これに関しては彼のファンたちにも原因があります。誰も彼の行動を止めず、逆にコラ画像を作ってみたり自作グッズを作ってみたりとそれを肯定する行動を繰り返したわけですから。

これをもってその本質は決定されます。それは既に元のキャラとはかけ離れ、世界的文化という大義名分の下にひとりの男の肥大化した承認欲求を満たすためだけの道具と化した、界隈にとっての大災害。その名をレ████、男とその信者たちが形成するコミュニティから漏れ出した悍ましき偶像です。

 

③そのコスでスタンプを作った

なぜか審査が通ってしまった以上、LINEが問題ないと判断した可能性もありますが、仮にそうだとしたらこれは個人の道徳観の問題になると思います。②で述べた通り█イ███の本質は既に元のキャラクターからかけ離れたものではありますが、二次創作であることには変わりありません。さらに印刷費などの回収を目的とした同人誌ならまだしも材料費のないLINEスタンプです。結局はLINE公式が通しちゃった以上、二次創作を公共のショップに出し、しかも有料に設定するというのはどうなんでしょうね?と言うくらいしかできないんですがね。まぁ、その男はこういうことをする人間です、という点だけは疑いようもありません。以上です、裁判長。

 

④そのコスを知らない人が相手の場に持ち出した

例の男を批判する者の中には、同じ界隈に暮らすまた別の男と共にイキってるおっさんであるとし、彼らのせいで界隈の雰囲気が悪いと指摘した者もありました。その別の男もアイドルと映画俳優が似てると言われただけでキレるくらいには情緒不安定なのですが、彼らはその批判に対し子供っぽいとレッテルを張り、彼らの信者もまたそれに同調し、「そんなの気にする必要ありませんよ、きっと僻んでるんですよ」みたいなテンプレリプを送っていました。

さて、その性質の是非は置いておいて、件のコスは身内、内輪のみのネタであったはずです。それを、身内のミームを公共の場に持ち出す、押し付けたというわけですが、このような例はいくらでも挙げることができます。そのひとつがインターネットミームでしょう。ここの読者の方であれば、一度ならず「淫夢」を見聞きしたことがあると思います。ホモビの語録がインターネットではちょっとした共通語として扱われているのも異常といえば異常ですが、当然一般の人はこれを知りません。ですから、普通の(淫夢を知る)インターネットユーザーは現実の世界での会話、淫夢を知らない人との間の会話ではこれを使いません。しかし、誰との会話であっても構わずに語録を使う人もいます。彼らは「ホモガキ」などと呼ばれ批判されますが、例の男が██ア██でやっているのはこれと同じことなのです。

つまり、彼らがやっていることは身内ミームのTPOを弁えない多用であり、その点では彼ら自身が「子供っぽい」のです。

 

以上のような性質を備えた███キ█を見た時、何も知らない外部の人はどう思うでしょうか?「この界隈にはTPOも弁えられずに身内ミームをやたらと持ち出して自己満足に浸り、二次創作で平然と利益を得てキャラ崩壊と言っても過言ではないようなコスをしているような人がいるのか⋯なんてひどいとこだろう」と思わないと言い切れるでしょうか?これはあくまで私の意見ですから、ここに来て下さった方に████ラのツイをやめろとか言うつもりはありません。ただ、自己顕示欲や承認欲求のために界隈を売る(そのイメージを下げたり不利益になるような行為をする)のはいかがかな、と思います。不快になった本人以外の方、ごめんなさい。

静かなるタトゥイーン TATOOINE IN SILENCE

2020年6月12日の11:00(これはグリニッジ標準時なので日本時刻では2020年6月12日20:00)、とうとうスター・ウォーズ: コマンダーがその生涯を閉じました。

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もうSWCのアプリがこれ以外の画面を映すことはない⋯

 

[警告] 以下の文章には脈絡がなく、順番も破綻しています。

 

コミュニティで見かけただけでついぞ自分のデータでは拝めなかった「デュアル」システム(どうも同盟と帝国を同一アカウントで遊べるシステムだったらしい)や復刻せず伝承でしか知らないイベントこそあれど、6年もの間、特にEP7公開以降は時代がEP4以後に限られているにもかかわらず意欲的に新作の要素を盛り込もうとしたり、他よりも先駆けてレジェンズの要素をカノンに連れてきたりとかなり頑張ってくれたと思います。コマンダーが初見のビークルは数多く、「オールドケナー」なる存在もコマンダーのおかげで知りました。サービス開始直後からプレイしていたわけではありませんが、4-5年はプレイしていたと思います。結局自力ではプレステージ(基地の最終強化段階)まで辿り着けませんでしたが。

いわゆる「環境」で特に覚えているのは重装歩兵&医療ドロイドですね。セントリー持った歩兵が異常な自動回復と共に攻め込んでくるわけです。しかもこれ同盟側でしか使えない戦法(同盟側の支援ドロイドは歩兵を回復するが帝国のそれはビークル修理が役割であり、しかも支援ドロイドは歩兵区分なので同盟側はアタッカーを回復すると同時に支援ドロイド同士で回復しあっているため非常に打たれ強い)でした。その後、装備(条件を満たすとユニットに装備でき、追加能力を付与したりステータスを強化できる)が登場しあまりに強いのでナーフされたり、装備でステータスを上げたジャンプトルーパーの猛攻に悩まされたり、まさかまさかのMTT(回収品)が最強クラスのユニットとして登場したり⋯そのほとんどがランカー報酬だったりもしますが、いろんなことがあったなと記憶しています。

さっきも書いたイベントですが、まともなシナリオがあって敵基地を攻略して進行する形式のイベントは初期にやったきりだと思われます。以後のイベントは申し訳程度のストーリー(大体の流れはうさんくさい連中が補給箱を発見しその中身で取引を持ち掛けてくるというもの)と目標達成形式のものばかりでした。かつてはヴェイダー卿(ルーク)の体験が含まれる、アーキットでギャングだか海賊だかマフィアを潰すイベントと帝国軍基地でウィルスの漏洩が発生しアンデッド・トルーパーに占拠された基地を調査するイベントがあったような気がします。

ところで、このゲームに関するリアルの思い出がひとつありまして、ある夏の日、公園でコマンダーをプレイしてた時のことです。ふたりのスーツの男が話しかけてきました。彼らは私が持っている端末を見て、「僕もやってるよ」と言ったのですが、どう考えてもコマンダーのプレイヤーがそこらに転がってるわけがありません。私の中で彼らの脅威レベルが引き上げられました。案の定、彼らは日蓮宗の勧誘でしたね。

まぁそんな話はおいといて。

これから創られるSW作品の要素をどう取り込んでくるかも楽しみでしたし(ドラマ版オビとかキャシアンは時代的にも近いので)、せっかくコマンダーでカノン化したのにそれ以降はそのままな要素の掘り下げをもっとやってほしかったなという気持ちもあります。コシュ大尉やこの時代ならではのマズやヴェイダー、ランドに加えホンド―のようなキャラクターたちのストーリーが観られなくなるのは非常に残念で、なによりEP4以後の時代の帝国/同盟の軍人(それも歩兵やパイロットではなくエージェントかコマンダーという位置)が主人公という世界をもっと活かしたものを観たかったと思います。既に自分の基地で聞こえてくる音や端末に送られてくる通知の幻肢痛を感じます。フォースアリーナの熱心なプレイヤーだった人の中にも、未だに同じような幻肢痛に苦しむ人がいることでしょう。何に関してもそうでしょうけど、サービスをもっと続けてほしかった、それかせめてあらゆるテキストやデータを閲覧できるオフラインデータベースアプリを残してほしかったという思いが消えることはないでしょう。後者についてはかなり切実なものだと思いますが、これはまた他の機会に書く予定です。

フォースコレクション、フォースアリーナに続いてコマンダーが死んだことで、現在もサービスを継続しているSWのソシャゲは銀河の英雄くらいになってしまいました。サ終最短記録を成し遂げた(グローバル版のサ終が決定したため日本版配信日になっても配信されなかった)したRivalsもたまには思い出してあげるとして、コマンダーが確かに存在した証拠のひとつとして残るような記事をこれ以降書ければなと思います。サ終前にできるだけスクショで残そうとしましたが、きっと撮り忘れがあるに違いありませんし、現にいくつか撮り忘れてたことに気づき猛烈に後悔しています。もし読者にスクショを持ってる方がいらしたら、どうか消さずに持っておくように、またまだアプリを残してる方がいらしたら、これもまた消さずに持っておいて頂けることを切に願います。そして、もしよろしければtwitterとかドライブとか、どこかへのアップを検討して頂ければと思います。スクショは言うまでもなく、アプリのデータからもきっと何らかの収穫があるはずなので。私も手元のデータを解析できるように色々勉強してみるつもりです。あとあの、今思い出したんですけど、分隊のブースト(信望使って強化するやつ)の名前とかフレーバーテキスト持ってる方いたらどうかお願いします⋯。他のも送っていいよって方いらっしゃったらtwitterまでご一報お待ちしてます⋯何でもいいので⋯。

 

ところで、グリニッジ標準時ではコマンダーの消失は11:00だったわけで、部下のトルーパーや相棒のサポンザからすれば、ある日の昼前、双子の太陽が直上に近くなったころ、砂漠の真ん中の基地からひょいとコマンダーないしエージェントが姿を消したように見えたのでしょうか。それとも、彼らはサ終をもって真のエンディング(ストーリーのラストでは両陣営ともタトゥイーンにおける敵勢力の本拠地を撃破することに成功し、上官からその成果を称えられると共にタトゥイーンを飛び出して銀河規模の戦争に参加するように告げられます)を迎え、とうとうタトゥイーンを発ってまた別の場所で戦い続けるのでしょうか。

 

SWCには「紛争」というシステムがあり、早い話がPvPランキングなのですが、その参加者が各惑星毎に集計され表示されるシステムがありました。で、サ終後にtwitter巡ってたらタトゥイーンの紛争参加者が0人になってるスクショを見つけたんです。後で探したら検索キーワードも同じはずが見当たりませんでしたが。サ終をもってタトゥイーンの、おそらくは他のヤヴィン4、アーキット、ホス、タコダナでもあらゆる紛争が終結したことでしょう。静寂に包まれたタトゥイーンで、サポンザとその相棒はまた新たな戦いに身を投じたのか、それとも他のあらゆるコマンダーやエージェントと共にしばし戦いを止め空でも見上げたのか、もしかしたら同盟軍も帝国軍も辞めてふたりでまた屋敷を建てて新しい生活を始めたのかもしれません。なんにせよ、サポンザとその相棒、そして彼らの上司たちの幸福と再登場を願ってやみません。いつの日か、<ストリックス>が他のSWコンテンツにひっそりとでも出演してくれていたら⋯こんなにうれしいことはないでしょう。

 

補遺1: フレーバーテキスト、建物やユニットのスクショや録画、自分の基地などなんでもいいので、何か資料があれば@idea427宛てにこんなのあるぞって送って頂けると幸いです。お願いします。