ウルリヒトゥレタス

皐月川納涼床

それは贖えない罪の再演、或いは墓標の再生産 その②

※これを書いてたのもやっぱりミスフェス終了直後ですので古い情報が含まれています

前回では989位入りした際の動き方や準備について記しました。おそらく無駄のある動きをしてるので、確実なのはトップ層の人にマシュマロ投げて聞くことだと思います。第2部ではこれまでの育成カードたち、そして今回のエヴァミアから得られた反省を戒めとして残しておきます。育成の失敗(特に復刻)は本当に取り返しのつかない罪なので⋯。

 

・育成期間の確認

初歩的すぎて呆れる他ありませんが、ある程度走ったのに育成期間を忘れていて育成しないまま終わってしまった、という事例を複数回経験しています。できればイベント中に着手することを心掛け、せめてイベント最終日の翌日には遅くとも終わらせておくべきでした。報酬受け取り期間よりもずっと短いことに留意しておく必要があります。

 

・必要アイテム数の計算

ページ下部の「公式サークル」にあるトピック一覧の中から開催中のイベント名を選択すると、きっとそのスレの中に育成表が出てきます。これはたぶんトップ層が作った各レベルまでの必要エレメント数やタイプ変更までに必要な書の数が示されている表です。ありがたくDLし、エレメント数が足りるかどうか確認しながらイベントを進めていきたいところです。また、功防の書(少し前までは功と防で分かれていました)は30000程必要なはずです。

 

・早期に慎重にタイプを決定

カードのタイプは早めに決めておくことをおすすめします。第一に、書が1000ずつしか入れられないので特化型にする場合は思ったより時間がかかったりします。書も足りてるしと思って最後に回すのは危険だと思います。第二に、取返しがつかないので時間に余裕がある時に落ち着いて操作するべきです。育成表を何度も確認し、それぞれに割り振るべき数をきちんと達成する必要があります。今回はここで比率を間違えて死にました。そして第三に、スキルがタイプに左右されます。「バランス」タイプでスキル抽選を行うと功/防のスキルしか出ないので、「攻撃」タイプにしなければ功単体スキルは出ないのです。これを忘れて虹の書を使うと悲惨です。虹の書については後述します。今回はこれでも失敗しました。というか妹に後から教えられて知りました。

 

タイプ決定後に虹の書を使う

タイプは決定しましたか?しましたね?ほんとに?

技の書の使い道は多めで、しかもそのほとんどは必要個数が予想できません。そこで、まずは果てがある使い道を潰しておくべきでしょう。最初に系統を選択します。そのカードが元々持っていた系統にどれかひとつを任意で選択し、プラスで付与することができます。エヴァミアは世界獣として生まれたのでビーストを付与しました。ここまではよろしい。

次に、スキルを決定していくわけですが、スキルには4種類あってそれぞれ「カードバトルで発動するメインのスキル」、「カードバトルで発動するダブルスキル」、「ぷちキャラのタイプに応じて発動するスキル」、「ぷちキャラのエレメント属性に応じて発動するスキル」です。この中でもひとつめのスキルだけは500回抽選後に1回だけ任意で選択したスキルを確実に付与できます。欲しいスキルが絶対に手に入るわけです。ここで選択対象になるスキルはタイプに左右されるので、タイプを選択してから抽選を始めるべきです。タイプ選択済みを確認し、正しいスキルを選択しているか何度も確認してから確定を押すべきなのはこの虹の書が1回きりしか使えないためです。もう500回抽選しても使えないのです。ついでにいえば、タイプを変更しても付与済みのスキルはそのままで変化しません。「バランス」でフィメイルの功/防アップを選択→「攻撃」に切り替えるという動きをしてもフィメイルの功アップにはならないのです。

 

・余ったスキルを抽選する

他は深い深い沼ですから、余った書で重要性の高い順に出ればいいなくらいの感覚で割り振るといいと思います。虹の書=天井、果てがないので⋯。書がいくらあれば足りるのかは誰にもわかりません。カードバトルとぷちキャラどちらかのみを選んだり妥協するのも大事かもしれません。スキル一点狙いとヒヒイロカネ、どちらが出やすいか怪しいところです。前なんかのバハムートを撫でたらヒヒイロカネをくれたのでたぶんヒヒイロカネの方が出やすいと思います。

 

・受け取る

受け取りボタン押さないとどうなるのかはわかりません。虚空に消えるのかそっと送られてるのか⋯。押しておくに越したことはないと思います。

 

結論: 早めに手を付けよう

 

結局これに尽きるんですよね。時間的余裕があれば取返しのつかない操作ミスに至る焦りも生まれにくくなり、その精神的余裕が冷静な思考や計画を可能にするわけです。イベント期間中であれば計算の狂いで生じた不足分資源も回収に行けます。迷いや不明点が生じても、コミュニティやサークルが比較的活発でしょうから質問できるかもしれません。

考えてみれば万事そうです。遅くに手を付けるメリットがなければ早くに手を付けるべきなのは至極当然のことです。そして、後に回すことで数えきれない損害を被ってきたのも事実です。さっき復刻ロボミZで壊獣スキンを回収し損ねました。サイド入りで3つともせめてトレジャー交換で取れるようにしてくれることを祈る他ありませんが、あまりコレクターに優しくないグラブルのことですから不安です。ルシファーがくれる青いミルククラウンみたいなやつまでなら出せますが、ルビーサファイアのじてんしゃみたいに手元に同時に置いておけるのがひとつだけにならないかも心配です。高校で担任の先生から明日やろうは馬鹿野郎と教えられましたが、せめて趣味においてはその損害を無くしたいものです。単位は既に2つ落としたのでもう遅いものとします。

下らん個人の反省は置いておいて、育成で気を付けるべきことをまとめると①期間や必要アイテム量などの情報を把握する取り返しのつかない要素に留意する資源を順番に注意して投入するになります。少なくとも「タイプを決定してから技の書を使う」、これは覚えておくべきです。

 

さて、何度か書いていたライト版疑惑、神バハは基本的にそっと初心者に優しくない改変(かつては育成カードのレベルが上がる毎にランダムなアイテムが貰えたり共有SRを殴ると「お礼」として記章を相手にプレゼントできていたような⋯)をしている気がしますが、なぜか今回はライト版、つまり難易度が低下していたような気がするのです。たしか、少し前の育成イベントではレベル上限が110だったように思うのですが、今回の育成限界はレベル100でした。でもスキルは神撃+になってましたし、もしかして従来ではレベル110で享受できた恩恵がレベル100で享受できるようになったのでは?もちろん復刻だった今回のみの措置ということも十分に考えられますが、これが恒久的な変更だったならいいなと願ってやみません。

いよいよ神バハ9周年も近づいてきました。フルボイスを止めた代わりにひとつのイベントにキャラをわんさか盛り込む熟練の技術をまた披露してもらいたいものです。季節ボイスを切ったグラブルもこっちの方向で季節シナリオを展開してくれたらなーとか思ってます。

 

 

 

 

ここまで読んで頂いたついでに、神バハの推しふたりを覚えて行ってくれると嬉しいです。6周年イベで初登場した世界獣のひとりで、その後も8周年イベでの母レトラフィアや兄姉と再びの共演や4コマでのホムンクルス勢との共演を重ね、とうとうバレンタインverも実装されたエヴァミアと、当初は敵対勢力で、イベントを重ねる内に存在意義が揺らいだり割と不幸な目に逢いながらもやがて憎悪を抱えなければ生きられない宿命と対峙するツヴァイをよろしくお願いします。よろしくお願いします。