後期履修登録は終わりましたか?
前期では仮登録期間に何もしなかったので、新入生向け選択科目がことごとく定員になった頃にやっと適当に決めて提出しましたが、結局落としたのは必修の非選択科目ふたつでした。原因は出席及び課題提出数の不足と、試験の寝過ごしによる欠席でした。
後期の履修ですが、初期段階の残り履修可能単位数は7つでした。奇数になった原因は前期と後期に分かれているロシア語を前期で落とし後期が取り消されたためです。後期のみの授業で単位数1の科目はないっぽいので、履修できる科目は3つまで、ということになります。
さて、ここに必修科目Aがあります。
科目A
単位数: 2
時限: 2
キャンパス: α
領域: 必修
登録: 自動(登録済み)
形式: オンライン
削除: 不可
今回はこの科目Aを落としていきます。その際に必要となるのが科目Bです。ついでにスコアを上げるため科目Cも履修登録します。ステータスは以下の通り。
科目B
単位数: 2
時限: 3
キャンパス: β
領域: 選択
登録: 手動(サイト1で仮登録後提出した課題文による選考式)
形式: オンライン
削除: 決定後は不可
科目C
単位数: 2
時限: 4
キャンパス: α
領域: 選択(資格取得に必要)
登録: 手動(サイト2で登録)
形式: オンライン
削除: 可
迅速かつ確実に落単を確定させるため、履修失敗シナリオを狙います。手順は以下の通り。
① 科目Aが登録されていることと各科目が同じ曜日の連続した時限に位置することを確認する
② サイト2から科目Cを登録
③ サイト1から科目Bを仮登録
④ 科目Bの課題文を提出
⑤ 科目Bの履修を確定させる
⑥ 科目Aと科目Cが自動で履修登録から外れる
⑦ タイマーストップ
各手順の解説です。
① 後述のバグを利用するために必要です。
② 登録及び落単の手間がほとんどかからない上に非必修とはいえ単位取得に必要なので高スコアを狙えます。
③ 本来違うキャンパスの授業を連続して履修することはできませんが、科目Cとは違うサイトから仮登録を行うことで登録が可能というバグを利用しています。この方法ならエラーも発生しません。
④・⑤ 科目Bの履修確定は必須条件です。なお、ここで最も時間を取られます。
⑥ 本登録されたことにより初めてシステムに認識され、本来削除不可能の科目Aが削除されます。この際、科目Bの「決定後は削除不可」という性質を利用しています。また、科目Cも同時に削除され、この科目Aと科目Cでは仮登録バグが利用できないため履修失敗シナリオが確定、必然落単も確定します。
⑦ タイマーストップ。お疲れさまでした。
「違うキャンパスの授業は連続して履修できない」、「選考式科目は履修確定後削除不可の性質を帯びる」のふたつの性質と仮登録バグを利用して履修失敗シナリオを使う方式でした。所要時間は④~⑤にかかる3日程です。
以上、早すぎた落単の記録でした。正直こんなに早く落単できるとは思ってもみませんでしたが、システムって不思議なもんですね。カードゲームで途中退席を利用した時間切れを狙う作戦やそれへのカウンターとして相手デッキから1枚盗む作戦、コロナ禍での接触禁止を利用した確殺コンボといった普通注目されないシステムの抜け穴を見つけたりその利用法を思いつく人ってすごいと思います。知らない間にやっちまったというショック半分、思わぬ抜け穴を見つけた妙な喜び半分でした。
その後、教務課だか学務課のお問い合わせフォームに連絡してみました。グラブルのお問い合わせより先に大学にお問い合わせすることになるとは思いませんでした。
私「こうなったんですが2限と4限履修できる方法ありませんかねこれ」
あっち「3限消したので自動登録の2限が復旧しました。4限は自分でやってね」
3限消せなんて言ってないんですがそれは⋯。
消せない3限ですが、あちら側で操作が行われきれいさっぱり消え去りました。あっさりしたものです。科目Bの教授名控えておいていつか謝罪のひとつでも入れようと思います。オンラインならではのバグ(?)によって引き起こされた事態でしたが、せっかくオンライン授業なのだからキャンパスによる制限や同コマによる制限を撤廃して履修できるようにしてもらいたいものです。というと勉学に熱心な学生みたいで気分悪いですね。